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論文·寄稿 アーカイブ

2006年04月01日

論文・寄稿・講演等

  • Mukti Ali, Masashige MOTOE: Mobile Phone Features and Physical Behavior based on Generation in Public Space - Case study: Losari Beach Platform in Makassar City, Indonesia -, pp.65-74, Journal of Habitat Engineering and Design, Volume 4, Nomber 1, March 2012.

  • 堀田竜士、岡安正寛、長坂一郎、本江正茂:シェアオフィスの共用部におけるワーカーの 行動特性に関する研究、Designシンポジウム2010、精密工学会、2010年11月

  • 岡安正寛、堀田竜士、本江正茂、長坂一郎:シェアオフィス内の行為シーケンスの分析による コンフリクトの特定 — 分析手法の開発 —、Designシンポジウム2010、精密工学会、2010年11月

  • 本江正茂、パネルディスカッション「Designシンポジウムの未来 - 若手研究者が描く横断的共創の設計図 -」におけるパネリスト、Designシンポジウム2010、精密工学会、2010年11月

  • 本江正茂、講演「公共施設のファシリティマネジメント」、宮城県市町村職員研修所、2010年11月24日。

  • 本江正茂,石田壽一,小野田泰明,堀口徹,阿部仁史:国際建築ワークショップ World Architecture Workshop 2002-,平成22年度工学・工業教育研究講演会,講演論文集 pp.230-231,2010年8月

  • Masashige Motoe, "Redesigning the way to use and share urban spaces", a lecture on a conference "GloNet" of FutureEverything, at TRUNK Creative Office Sharing, Sendai, Japan, 2010.5.13

  • 本江正茂「情報コミュニケーション技術と都市・建築」、五十嵐太郎編『建築・都市ブックガイド21世紀』彰国社、pp.144-145, 2010

  • マスミ・メイサム,本江正茂,石田壽一:「国家建設法規」の制定背景と内容の包括性に関する考察 日本建築学会技術報告集,第33号, 2010.6

  • 佐々井良岳,堀田竜士,池田晃一,本江正茂:ブレインストーミングにおけるアイデアの室と量に関する研究,日本オフィス学会誌 vol.2, no.1, pp.43-50, 2010.4

  • 本江正茂「いま本当に必要なデザイン教育」、スタジオレクチャー「なんのための仕事」における講演、せんだいメディアテーク、2010年3月21日

  • 本江正茂「公共施設のファシリティマネジメント」、仙台市職員セミナー「都市の活力を維持するファシリティマネジメント——戦略的な都市インフラの活用」における講演、仙台市役所、2010年3月19日

  • 本江正茂「芸術と科学と環境と」、シンポジウム「芸術と科学と環境と——明日のアートを考える」における基調講演、宮城県美術館、2009年12月12日

  • 池田晃一, 本間茂樹, 後信和, 本江正茂: グループワークにおける身体移動及び発話の活発さと作業評価に関する考察——創造的なグループワークに関する研究(その2), 日本オフィス学会誌 vol.1, no.2, pp.49-58, 2009.9

  • 堀田竜士, 池田晃一, 本江正茂: 動画像での個人作業環境モニタリングによる作業者の行動特性に影響する環境要因の抽出——モニタリングシステムおよび二次元データのヴィジュアライズ手法の開発, 日本オフィス学会誌 vol.1, no.2, pp.59-63, 2009.9

  • 本江正茂「地図から省かれた他者」新世代オフィス研究センター編『オフィスの夢 集合知:100人が語る新世代のオフィス』彰国社、pp.280-281, 2009

  • 本江正茂「不寛容ゆえの悲劇を越えて」新世代オフィス研究センター編『オフィスの夢 集合知:100人が語る新世代のオフィス』彰国社、pp.198-199, 2009

  • 小野寺 望、小池 宏明、小野田 泰明、本江 正茂:のこすこと、そしてつくること
    -仙台市いろは横丁保存・更新計画(その2_ 設計編)、日本建築学会2009年度大会建築デザイン発表梗概集、14089、pp.178-179, 2009

  • 小野寺 望、小池 宏明、小野田 泰明、本江 正茂:のこすこと、そしてつくること
    -仙台市いろは横丁保存・更新計画(その1_ 事業計画編)、日本建築学会2009年度大会建築デザイン発表梗概集、14088、pp.176-177, 2009

  • マスミ メイサム、石田壽一、本江正茂: 1970 年代の日本/オランダ両国の試作工業化住宅評価に関する考察 イランにおける工業化住宅の研究-1、日本建築学会2009年度大会学術講演梗概集、5578、pp.1179-1180, 2009

  • 堀田竜士、池田晃一、本江正茂: 動画像での作業環境モニタリングによる作業者の 行動特性に影響する環境要因の抽出、日本建築学会2009年度大会学術講演梗概集、5244、pp.511-512, 2009


  • 植木貞彦、池田晃一、本江正茂: ワーカーの活発度からみる創造活動の研究(その 3) 知的創造活動におけるアイデアの表出の有効性に関する検証、日本建築学会2009年度大会学術講演梗概集、5243、pp.509-510, 2009


  • 池田晃一、本江正茂:ワーカーの活発度からみる創造活動の研究(その 2) 被験者の移動 ・ 発話の活性度変化と創造性評価についての考察、日本建築学会2009年度大会学術講演梗概集、5242、pp.507-508, 2009

  • 坂口和敏、岡田佑介、松本裕司、本江正茂、地主廣明、仲隆介: トピックビジュアライザーを組み込んだ会議環境に関する研究(その2)-メモを外化するトピックビジュアライザーの開発-、日本建築学会2009年度大会学術講演梗概集、5255,
    pp.533-534, 2009

  • 本江正茂「芸術文化活動が生み出す「場」のポテンシャル」、シンポジウム「獲得される「パブリック空間」——芸術文化活動が造る新たな都市環境」における基調講演、都市環境デザイン会議、エルパーク仙台、2009年7月18日

  • 坂口和敏、小橋真哉、松本裕司、茅原拓郎、本江正茂、地主廣明、仲隆介: トピックビジュアライザーを組み込んだ会議環境に関する研究、日本建築学会2008年度大会学術講演梗概集 E-1分冊建築計画Ⅰ、pp.291-292、2008

  • 池田晃一、本江正茂「働くことを測ること:ワークプレイスデザインメソッドの確立に向けた作業者行動の観察」日本オフィス学会第10回大会予稿集、pp.87-93, 2009.4

  • 池田晃一、本間茂樹、後信和、本江正茂「平面画像によるモニタリング手法の開発および活発度指標の提案:創造的なグループワークに関する研究(その1)」日本オフィス学会誌 vol.1, no.1, pp.37-44, 2009.3

  • 本江正茂「ユビキタス技術がもたらす都市空間の新しい使い方」ウチダフェア2009 IN 仙台における講演、2009年2月3日

  • 本江正茂「オフィスとは何か、何ではないか」オフィス・エンヴァイアロンメント、2008年冬号、pp.22-25、近代家具工芸社、2008.12


  • 脇坂圭一・本江正茂、2008、遮蔽縁シーンブックの不連続点と視覚体験における分節点との対応ー建築内部空間の記述方法に関する研究、日本建築学会東北支部研究報告集第71号計画系、pp.211-216

  • 脇坂圭一・本江正茂・小野田泰明、2008、生態学的空間記述方法としての遮蔽縁シーンブックの開発,2008年度日本建築学会大会(中国)学術講演梗概集(E-1)、pp.799-800


  • 池田晃一,後信和,本江正茂「グループワークにおけるワーカー活発度と創造性の研究(その1)――平面図画像作成システムと活発度の測定」日本設計工学会, デザインシンポジウム2008,2008.11

  • 後信和,池田晃一,本江正茂「グループワークにおけるワーカー活発度と創造性の研究(その2)――活発度分類と知的生産性に関する考察」日本設計工学会, デザインシンポジウム2008,2008.11

  • 須藤春香,本江正茂「場所への関わり方とその捉え方に関する研究――性別・立場・滞在歴の違いによって撮影する写真はどう違うか」日本設計工学会, デザインシンポジウム2008,2008.11

  • 植木貞彦,本江正茂「データの表象から見る知的創造活動の研究――実作業に基づく知的生産性に関する考察」日本設計工学会, デザインシンポジウム2008,2008.11

  • 堀田竜士,池田晃一,本江正茂「動画像による作業環境とユーザ行動に関する比較研究――就業者の行動特性に影響する環境要素の分析」日本設計工学会, デザインシンポジウム2008,2008.11

  • 近藤伸亮、山田哲弥、本江正茂、「関係性のデザイン実践のためのパターン言語構築をめざして」日本設計工学会, デザインシンポジウム2008,2008.11

  • 本江正茂「オフィスという大雑把な言葉では複雑で多様な情報生産の現場の諸相をとらえきれないのだとすれば?」、日建設計マネジメントソリューションズ・シンポジウムにおける講演、2008年8月22日

  • 本江正茂「場所へのコミットメントをデザインする——没場所性に抗して」札幌学院大学社会情報学部紀要『社会情報』, vol.17, No.2, pp.41-58, 2008年3月

  • 本江正茂「傘と楯」『アルセン』2008年4月号,仙台市市民文化事業団,2008,http://www.bunka.city.sendai.jp/backnumber/arsen.html


  • 本江正茂「地方都市のロードサイド」『建築学大百科』朝倉書店, pp.230-231, 2008
  • 本江正茂「情報通信技術と場所性」『建築学大百科』朝倉書店, pp.414-415, 2008
  • 本江正茂「ショッピングモール 差異と反復」『建築学大百科』朝倉書店, pp.228-229, 2008


  • 脇坂圭一・本江正茂、2007、現代建築の分析に向けた遮蔽縁シーンブックの開発―建築内部空間における視覚体験の記述方法に関する研究その1―、2007年度日本建築学会大会(九州)学術講演梗概集建築計画I(E-1),pp.629-630

  • 脇坂圭一・本江正茂、2007、現代建築の分析に向けた遮蔽縁シーンブックの開発―建築内部空間における視覚体験の記述方法に関する研究その1―、日本建築学会技術報告集、第26号、vol.13、pp.691-694

  • 本間茂樹、池田晃一、野中広斗、奥野幹、岡田拓也、長田尚文、本江正茂「知的創造活動と環境の可変性に関する研究(その1):カメラアレイによる空間把握と行動視覚化手法に関する研究」第30回情報システム利用技術シンポジウム、pp.157-160、日本建築学会、2007.12

  • 池田晃一、本間茂樹、高橋脩、須藤春香、後信和、横山公貴、本江正茂「知的創造活動と環境の可変性に関する研究(その2):グループ設計課題における作業のモニタリング」第30回情報システム利用技術シンポジウム、pp.189-192、日本建築学会、2007.12

  • 脇坂圭一, 本江正茂:建築内部空間における視覚体験の記述方法に関する研究 その1 -現代建築の分析に向けた遮蔽縁シーンブックの開発-、日本建築学会東北支部第70回支部研究報告会報告集、2007.6

  • 本江正茂「OPENHOUSE」『建築ノート』第2号,pp.113-115, 2007

  • 本江正茂「オフィスからワークプレイスへ」『建築雑誌』2007年2月号,p.30,日本建築学会, 2007

  • 本江正茂「縮小する地方都市の将来イメージ」『まちづくりの百科事典』丸善,2006(予定)

  • 本江正茂「場所へのコミットメントを支援する「環境情報デザイン」に関する研究」日本設計工学会, Designシンポジウム2006,2006.7.4-5

  • 本江正茂「没場所性に抗する情報技術の使い方」,東京大学大学院情報学環COE国際・シンポジウム「ユビキタス情報社会における都市デザインとコミュニティ」講演,東京大学武田先端知ビル武田ホール,2006.6.28

  • 本江正茂「身近なテーマで「FM」感覚を磨く——宮城大学のFM教育」『カレント』JFMA, pp.52-53, 2006

  • 本江正茂,中西泰人「没場所性の物質的豊かさと場所の最良の質とをつなぎあわせる情報技術の使い方はあるだろうか?」『モバイルソサエティレヴュー未来心理』第6号,モバイル社会研究所,2006

  • 本江正茂「没場所性に抗して」『10+1』#42,INAX出版,2006.3

  • 本江正茂「情報の視点から見る関係性のデザイン」第7回設計方法シンポジウム「関係性のデザイン」講演,日本建築学会,2006.1.23

  • 本江正茂「情報の視点から見る関係性のデザイン」第7回設計方法シンポジウム「関係性のデザイン」資料集,日本建築学会,2006.1

  • 本江正茂「国際建築ワークショップ」『建築雑誌』2006年2月号,日本建築学会,p.39,2006.2

  • 本江正茂「住宅におけるインタラクション・デザイン−意識資源の希少性をめぐって」『情報化の視点からみた建築・都市のフロンティア』日本建築学会総合論文誌第4号,pp.34-35,2006.2

  • 本江正茂「ワンストップデザインサービス:マブチモーター新本社プロジェクト」『情報化の視点からみた建築・都市のフロンティア』日本建築学会総合論文誌第4号,pp.50-51,2006.2

  • 本江正茂「ティピカルプラクティスの構成」『情報化の視点からみた建築・都市のフロンティア』日本建築学会総合論文誌第4号,p.27,2006.2

  • 中西泰人+本江正茂「時間と空間を編む」,「アート&テクノロジーの過去と未来」展トーク・イヴェント「21世紀の[情報+建築]に向けて」,Inter Communication Center, 2005.11.5

  • 本江正茂「高齢者とユビキタス社会」,TUM Tokyo Workshop, Frontier Architectural Engineering,東京大学,2005.10.5

  • 五十嵐太郎×本江正茂,対談「卒業設計は時代とともにある。そしていま,僕らはどう向き合うか。」,五十嵐太郎編『卒業設計で考えたこと,そしていま』彰国社,2005

  • 本江正茂「ともに働く力を鍛える環境情報デザイン戦略」第4回「まいく郎フォーラム 情報共有とセキュリティの将来像:その最新トレンドと事例」 基調講演,けんぽプラザ,2005年9月7日

  • 本江正茂「Beyond The Internet Decade 建築・都市は情報社会の期待にこたえてきたか /建築の視点」日本建築学会情報システム技術委員会情報社会デザイン小委員会,シンポジウム,建築会館ホール,2005年6月20日

  • 本江正茂「環境情報デザインの試み」日本建築学会東北支部大会みちのくの風2005山形,招待講演 計画・環境部門,2005.6.12

  • 本江正茂「空間術講座18『身体』総括編」,パネルディスカッション,阿部仁史アトリエ,2005.6.10

  • 本江正茂「空間術講座18『身体』第一回 情報技術時代の身体」レポート,ギャラリー間,2005.6

  • 本江正茂「空間術講座18『身体』第一回 情報技術時代の身体」ナビゲータ,AXISギャラリー,2005.4.8

  • 本江正茂「環境情報デザイン論——場所へのコミットメントを支援する情報技術の使い方に関する研究」東京大学大学院博士論文, 2005.3

  • 阿部仁史,小野田泰明,本江正茂,堀口徹編著『プロジェクト・ブック』彰国社,2005.3

  • 本江正茂「卸町のツボを探して」『仙台卸商団地ニュース』平成17年1月号(No.426), 2005.1

  • 阿部仁史+本江正茂「ドメスティック・アーバニズム」, pp.224-241, 五十嵐太郎編『リノベーションの現場—協働で広げるアイデアとプロジェクト戦略』彰国社, 2005

  • 本江正茂「せんだいメディアテーク——プログラムの理念と実態と」日本建築学会大会建築経済部門パネルディスカッション「建築プロセスにおけるプログラミングの有用性」資料集,2004.8


  • 元永二朗,半明照三,掛井秀一,田中浩也,中西泰人,本江正茂「トランスネットワークシティの“位置=情報”をめぐるケーススタディ」日本建築学会研究協議会『ユビキタス社会における建築と情報の新しいかたち』資料,pp68-72, 2004.9

  • 仲隆介,本江正茂「情報社会デザイン小委員会の活動とユビキタス社会へのスタンス」日本建築学会研究協議会『ユビキタス社会における建築と情報の新しいかたち』資料,pp54-55, 2004.9


  • Yasuto Nakanishi, Masashige Motoe, Shohei Matsukawa, JIKUKAN-POEMER: Geographic Information SystemUsing Camera Phone equipped with GPS, and itsExhibition on a Street, Mobile HCI 04 (6th International Conference on Human Computer Interaction with Mobile Devices and Services), Glasgow, Scotland, 2004.9

  • 本江正茂,中西泰人,松川昌平「時空間ポエマー——GPSカメラケータイを用いたWebGISの多摩センターにおける運用実験と評価」日本建築学会大会論文梗概集,2004.8


  • 本江正茂,中西泰人,松川昌平, 「時空間ポエマー」における環境情報デザインの試み——携帯電話からの位置情報付き写真投稿による地域情報共有システムの構築およびその空間的展示,日本設計工学会, Design Symposium 2004, 2004.7

  • 本江正茂, 中川雅史「情報環境で変わること:情報化と住宅のつきあい方」『新建築住宅特集』2004年5月号,第217号,pp98-99,新建築社,2004

  • Noriyuki Ueda, Yasuto Nakanishi, Shohei Matsukawa, Masasige Motoe, Geographic Information System Using a Mobile Phone equipped with a Camera and a GPS, and its Exhibitions, IEEE Fourth International Workshop on Smart Appliances and Wearable Computing (IWSAWC 2004)

  • 上田紀之, 中西泰人, 真鍋陸太郎, 本江正茂, 松川昌平:GPSカメラケータイを用いたWebGISの運用実験とその評価, 地理情報システム学会第7回S-ITワークショップ, 2003.

  • 上田紀之, 中西泰人, 真鍋陸太郎, 本江正茂, 松川昌平:GPSカメラケータイを用いたWebGISの構築, 電子情報通信学会ヒューマン情報処理研究会報告, HIP2003-7, 2003.

  • 上田紀之(電通大),中西泰人(農工大),本江正茂(宮城大),松川昌平(000studio),「時空間ポエマー : GPSカメラケータイを用いたWebGISの運用実験とその評価インタラクション2004, 2004年3月5日。

  • 本江正茂「ケータイはリモコンであり,住宅はタイマーである。」『建築文化』2004年4月号,p96, 彰国社,2004
  • 設計競技「TPO ReCoMmendation 2004 スローフード スローライフ スローアーキテクチャー」において,阿部仁史アトリエ『おいしい住宅−Buono House』プロジェクトに参加。2004年1月。落選。

  • 本江正茂「アジャイル」『建築文化』2004年2月号, 2004
  • 本江正茂「コラボレーション」『建築文化』2004年2月号, 2004
  • 阿部仁史『Browsing Landscape』プロジェクトに参加。2003年12月。
  • 編集協力:仲隆介+中西泰人+本江正茂 特集「建築と情報の新しいかたち」、『10+1』第33号、2003.12

  • 建築文化週間2003 シンポジウム「建築とロボティックスの融合 ?情報化から空間知能化へ?」,日本建築学会,(2003年10月9日)にパネリストとして参加。「環境情報としての建築」と題してプレゼンテーション。主催者による議事録が読めます。

  • 本江正茂, 中西泰人, 松川昌平, 井上由子, 須藤春香, 玉谷里佳, 上田紀之:時空間ポエマー—携帯電話からの位置情報付き写真投稿による地域情報共有システムの構築およびその空間的展示——, 日本建築学会 第26回情報システム利用技術シンポジウム, 2003
  • 建築というドメイン:『建築文化』2003年8月号、p54
  • オフィスビルに発想の転換を:『新建築』2003年6月号pp63-71、林昌二、森島慶太、岸本章弘、阿部仁史、本江正茂による座談会。
  • 時空間ポエマー+カキコまっぷ−GPSカメラケータイを用いたWebGISの構築−:電子情報通信学会 第6回 S-IT ワークショップ、上田 紀之+中西 泰人+真鍋 陸太郎+本江 正茂+松川 昌平

  • OfficeUrbanism:JA50, Summer, 2003



  • ローカルサイトの建築・施設における環境情報デザイン:本江正茂+納村信之、日本建築学会『建築雑誌』2003年6月号pp56-57
  • せんだいデザインリーグ2003——卒業設計日本一決定戦@sendai:『新建築』2003年5月号pp196-197、2003.5
  • 仙台市民図書館はSmtから分離独立すべきである、か?:smt letter no.15 所収、2003.4
  • 交流という視点から見る郊外住宅地の居住環境——公開講座報告——:宮城大学事業構想学部紀要第5号、2003.3
  • 宮城大学のファシリティマネジメントシステム構築に関する調査研究:宮城大学事業構想学部紀要第5号、2003.3
  • 時空間ポエマー(2003.1)
  • 都市・建築デザインを情報により横断する——環境情報デザインWG の試み——:日本建築学会 第25回情報システム利用技術シンポジウム, pp279-282(2002.12)

  • ネットワークの重層する都市を横断する——トランス・ネットワーク・シティWG の試み——:日本建築学会 第25回情報システム利用技術シンポジウム, pp271-274(2002.12)
  • レイアウト イン デザイン(2002):建築文化2002年8月号(No.660)
  • プロジェクト——期待の結晶(2002):『JA』45, Spring,
    2002

  • 待つことと想像すること:2001年『新建築』年評(2002)

  • デザインの道具としてのコンピュータ:1990年代をふりかえって。(2002) 準備中

  • ミース・ファン・デル・ローエ(2001) 準備中

  • 仙台とルクセンブルグ、あるいは長久手とダブリン:「日本・ヨーロッパ建築の新潮流2001」展を見て
    (2001)

  • 空間リテラシーと情報リテラシー(2001)
  • みまもりほっとライン (2001)

  • せんだいメディアテークでのワークショップ/「smt世界一周:仙台と世界を結ぶ新たなテーマの発見」
    (2001)

  • 情報の砂漠 vs デジタル・オアシス (2000)

  • リモートコラボレーションにおける位置情報の共有——Context Aware Messaging
    Serviceの運用実験——
    (2000)

  • SURVEY ON THE WORKPLACE IN URBAN SPACE
    (2000)

  • 建築学科を出ると何になれるか (2000)

  • 都市の時間と空間に散開するプレイヤー (2000)

  • 亀戸サンストリート見学記(1999)

  • Connective House の構想とその基盤技術の開発[PDF]
    (1999)

  • オープン・ネットワーク・コラボレーション——地球外知性探査計画 SETI@home——
    (1999)

  • サイバーアーキテクチャーのディテール (1999)

  • 都市空間のワークプレイスに関する一調査:仲隆介, 本江正茂, 掛井秀一, 元永二朗, 渡邊朗子,:日本建築学会 第21回情報システム利用技術シンポジウム(1998)

  • 電脳建築家 坂村健:オフィス、ミュージアム、大学 (1998)

  • 建築の学び方の学び方:東京大学・海外建築家連続講演会 (1998)

  • キレイ(?)な建築:バーチャルアーキテクチャー展,『建築文化』1997年7月号,第660号, p.12, 1997.7
  • コンピュータの中の「建築」 (1997)

  • 体の戦法 (1997)

  • ウルブスを取り戻せ (1996)

  • 何を描けばいいのか?——建築設計からみる図学教育 (1996)

  • 地下鉄とエイリアス (1994)

  • 香港:都市に住む覚悟 (1993)

  • 香港:イリーガルストラクチュアの美学 (1992)

  • 大英帝国のインド新帝都計画に関する研究(その2),日本建築学会大会学術講演梗概集,1992
  • 大英帝国のインド新帝都計画に関する研究,日本建築学会大会学術講演梗概集,1991
  • 大英帝国のインド新帝都計画に関する研究(修士論文梗概) (1991)

2006年07月01日

「没場所性の物質的豊かさと場所の最良の質とをつなぎあわせる 情報技術の使い方はあるだろうか?」

という論文(中西泰人さんと共著)を,NTTドコモの季刊誌『Mobile Society Review 未来心理』第6号に寄稿しました。『10+1』#42で書いた「没場所性に抗して」から,中西さんとWiki上で共同執筆して展開させたものです。

掲載誌は研究室にあります。


2006年09月26日

身近なテーマで「FM」感覚を磨く

というエッセイをJFMA Current 第120号に寄稿しました。

JFMA Current は日本ファシリティマネジメント推進協会が発行している機関誌ですが,この号は法人化10周年記念特別号「拡がるFM−−そして未来へ」特集となっており,非常に充実した内容です。日本のFMの現状をコンパクトに知るにはまずこれを手に取るべきかと。

拙稿は,宮城大学でやっていたFMの授業の内容を述べたもの。FMの議論は,ともすれば抽象的になりがちなので,ここでは,ごくごく具体的な課題の中身や宿題の内容について書きました。

掲載誌は研究室にあります。

2007年02月01日

「オフィスからワークプレイスへ」

と題する小文を,建築学会の建築雑誌に寄稿しました。
連載「ゆく言葉/くる言葉」の第14回にあたります。

連載の企画にそっているので,「オフィス」が「ゆく言葉」で「ワークプレイス」が「くる言葉」になっていますが,もちろん,これらは置き換わる言葉というのではありません。

一般的に,人々が新しい言葉を使うようになるは,その事柄が意味の塊として世界から弁別されるようになるからです。

産業革命期に「ミル」が大規模で複雑な「ファクトリー」に変化するなかで,同時に強化された事務管理部門が独立して「オフィス」と呼ばれる空間が生まれました。

そして今日,「オフィス」という多面的な活動から,とりわけその場所の問題として「ワークプレイス」が切り分けられてきたのです。

ワークプレイスという言葉は,オフィスが単なる機能的な「空間」にとどまらず,そこに働く人々のための,意味に満ちた「場所」であることをあらためて意識させるものだといえそうです。

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本江正茂「オフィスからワークプレイスへ」『建築雑誌』2007年2月号,p.30,日本建築学会, 2007


2007年12月13日

日本建築学会 第30回情報システム利用技術シンポジウム

にて、下記の2編の報告をしました。

いまだ初期的な段階の報告であるにも関わらず、多くのご指摘をいただきました。
ありがとうございました。

2008年02月04日

「GoogleMapsは建築にどんな影響を与えますか?」

という記事を、『10+1』49号に寄稿しました。「現代建築・都市問答集32」という特集です。

GoogleMapsの地形表示とMy Locationという二つの新機能は、いずれもワールドワイドウェブの情報的論理的空間を、より具体的な手触りをもった形で物理的身体的な空間で結びつけようとする試みだと考えることができるように思われる。 「世界中の情報を整理し,誰からもアクセスできるようにする」を社是とするGoogleは、通常のWebページをクロールし続けるのはもちろんのこと、大学等の図書館と提携し、かつて紙に印刷された書物を精力的にスキャンしてデジタル情報化し、自らのデータベース空間を拡大し続けている。その版図を拡大し、いまだ整理されていない情報を獲得し、さらなるデータベースをさらに充実したものとしたい。そのためには、模糊として表現されずにあったなにものかが、情報として切り出される現場に立ちあい、それが産出された瞬間につかまえること、がひとつの方向性であることは間違いない。その時、Googleは、人間が住まう物理的身体的空間へのコミットをさらに深めていくことになるだろう。 (中略) これらのサービスは、いずれもユーザーたちがコミットしあうことで産出される、場所の意味に注目している。Googleは、あるいはGoogleにかぎらずネットワークの記憶機械たちは、人間によって場所が記号として表現され、場所の意味が産出される瞬間に、それらを集めてしまおうとしている。データベースに取り込んでしまえばこっちのもの。相互に関連付けられ、無限の関係性がデザインされ再生産されていく。

※本江正茂「GoogleMapsは建築にどんな影響を与えますか?」、pp.140-141、『10+1』49号、INAX出版、2007


……みたいなことを書いてます。

掲載誌は研究室にあります。

2008年04月20日

-logue 「プロジェクト・アイデンティティの培地として」

仙台クリエイティブクラスターコンソーシアムのプロジェクトのひとつ、-logueのケーススタディ「地域のクリエイティブコミュニティが目指すもの」のepilogueに「プロジェクト・アイデンティティの培地として」を寄稿しました。

3月18日の仙台クリエイティブ・クラスター・コンソーシアム(SC3)の総会の議事終了後に行われた、ヨコハマ経済新聞編集長で横浜のクリエイティブコミュニティ作りに寄与する杉浦裕樹氏による講演と、それに引き続くパネルディスカッションを踏まえてのものです。

この記事が掲載された -logueプロジェクトは、鹿野護さん、小川直人さん、菊地正宏さん、柿崎慎也さんらが中心になって進めてきたもので、ごく短い期間だったにも関わらず、精力的に取材されて、非常に濃密なコンテンツを作り出しました。その最後のテキストを書かせていただけたことはとても光栄でした。

-logueは年度末で一旦終了となりますが、おそらくは遠からず、様々な企てを巻き込みながら再起動されることでしょう。


2008年04月27日

「場所へのコミットメントをデザインする——没場所性に抗して」

とする講演録が、札幌学院大学社会情報学部紀要『社会情報』に掲載されました。

本江正茂「場所へのコミットメントをデザインする——没場所性に抗して」札幌学院大学社会情報学部紀要『社会情報』, vol.17, No.2, pp.41-58, 2008年3月

これは、2007年10月13日土曜日に、札幌学院大学でおこなわれた、第17回 社会と情報に関するシンポジウム「都市と情報——地域の変革と再創造に向けて」での講演の記録です。


2008年06月04日

私が芝居を観ない理由

という連載に寄稿しました。
せんだい演劇工房10-BOXの機関紙『ハコカラ通信』29号です。

挑戦的なタイトルですが、これはこういう依頼でしたので。

入手しにくいものでもあるので、記事を転載します。


続きを読む "私が芝居を観ない理由" »

2008年06月29日

MEGAHOUSE 2008 in Sendai



せんだいメディアテークでのカルチュラルタイフーンで公開しました。

2008年08月22日

日建設計マネジメントソリューションズのシンポジウム

に出てきた。会場はANAインターコンチネンタルホテル東京。日建設計マネジメントソリューションズのグループ内での位置づけが変更されて、新しい仕組みになったことを記念しての会合であった。

まず、15000坪、4200人という、巨大な本店集約移転プロジェクトを実行された大和証券グループの阪上光さんの、なにより大切なのは体制作りと基本設計という非常に実践的なお話。刀狩りならぬ文房具狩りを行って、フロアに文房具を集中して供給するコーナーを設置し、ペンや紙を求めてくるワーカーどうしの出会いの場を形成したという(全体でみればコネタだけれど)エピソードがおもしろかった。カフェや郵便物というのは良く聞くけれど、文房具もそうなのだな。

ついで、私は「オフィスという大雑把な言葉では複雑で多様な情報生産の現場の諸相をとらえきれないのだとすれば?」という、長々としたバロック時代のような演題で30分ほど話す。

おおむね、以前建築雑誌2007年2月号に書いた記事「オフィスからワークプレイスへ」のプロット。オフィスの語源、ファクトリーに対するものとしてのオフィス、その弁別の強化のありようをチャップリンの『モダン・タイムス』に確かめた後、オフィスをさらに細分化する概念としてのワークプレイスについて。しかし、その細分化精緻化の方向性は決して唯一のものではないはず。フーコーの『言葉と物』に引かれたことで知られる「シナの動物の分類」を引用しつつ、オルタナティブなオフィス再分類の可能性があるのではないか。演題の問いに解答はないが、解答へ至る方法はラジカルに考えることより他にはない、というような話をする。そこそこ喜んでいただけたようでよかった。

日建設計といえば日本を代表する組織的な建築設計事務所であり、掲題の会社もそのグループ企業なのであるが、その日建設計にあっても、ハードな建築設計に限らず、このようなオフィスのマネジメント部門が成長・強化されつつあるのだそうで、これらが建築教育の再編成にとっても重要な視点になってきていることをあらためて感じた。

2008年09月30日

BIACS3

biacs3

2008年10月スペイン セビリアで開かれるビエンナーレに、阿部仁史との共同制作によるMEGAHOUSEを出展します。

今回はツオルフェラインやカルチュラルタイフーン2008 in Sendaiで行ったような、四面スクリーンのインタラクティブな展示ではなく、WOWLABと共に新しく制作したMEGAHOUSEのエコロジーを説明するモーショングラフィクスがメイン。

かなり大規模なメディアアートと建築の展覧会になっているようなので、たいへん楽しみ。

2008年11月23日

デザイン シンポジウム 2008

2008年11月21日、22日に慶応義塾大学矢上キャンパスで開催されたデザインシンポジウム2008に参加した。日本デザイン学会(幹事学会),日本機械学会,日本設計工学会,日本建築学会,精密工学会,人工知能学会の共催によって隔年開催されている設計方法一般についての研究シンポジウムである。本江が建築学会の設計方法小委員会に参加していることから、このシンポジウムには3回続けて出ている。

今回は、研究室からは、以下の5本の発表を行った。いずれもこれから修論、卒論としてまとめられる予定のもの。

池田晃一,後信和,本江正茂「グループワークにおけるワーカー活発度と創造性の研究(その1)――平面図画像作成システムと活発度の測定」

後信和,池田晃一,本江正茂「グループワークにおけるワーカー活発度と創造性の研究(その2)――活発度分類と知的生産性に関する考察」

須藤春香,本江正茂「場所への関わり方とその捉え方に関する研究――性別・立場・滞在歴の違いによって撮影する写真はどう違うか」

植木貞彦,本江正茂「データの表象から見る知的創造活動の研究――実作業に基づく知的生産性に関する考察」

堀田竜士,池田晃一,本江正茂「動画像による作業環境とユーザ行動に関する比較研究――就業者の行動特性に影響する環境要素の分析」

また、建築学会の設計方法小委員会での議論をまとめた下記論文も発表した。

近藤伸亮、山田哲弥、本江正茂、「関係性のデザイン実践のためのパターン言語構築をめざして」

2008年12月04日

Turisme. Espais de ficció | Disseny Hub Barcelona

MEGAHOUSE in Barcelona

Turisme. Espais de ficció | Disseny Hub Barcelona
英語に機械翻訳したページ

バルセロナのDisseny Hub Barcelona で行われる、Turisme. Espais de ficció 展にMEGAHOUSEを出展します。

セビリアのbiac3に出展したのと同じ、wowlabとの協働によるモーショングラフィックスがメインです。

会期は2008年12月3日から2009年5月24日まで
MEGAHOUSE in Barcelona
中庭でのオープニングパーティー。
上部のブリッジに、黄色い台に組み込まれたMEGAHOUSEの映像を見ている人たちが見える。

MEGAHOUSE in Barcelona
展示作品にはキャプションがなく、会場で配布されるタブレットPCを作品ごとに置かれたタグにあてがうと、説明文や音楽が表れるという趣向。

2009年04月18日

日本オフィス学会第10回大会

2009年4月18日に日本オフィス学会の第10回大会が大阪大学吹田キャンパスコンベンションセンターで開催され、博士課程の池田晃一君と一緒に参加しました。

発表は、ごく短い時間でしたが、次の1編。
池田晃一、本江正茂「働くことを測ること:ワークプレイスデザインメソッドの確立に向けた作業者行動の観察」日本オフィス学会第10回大会予稿集、pp.87-93, 2009.4

もとになっているのは、日本オフィス学会の最初の学会誌に投稿した下記論文。
池田晃一、本間茂樹、後信和、本江正茂「平面画像によるモニタリング手法の開発および活発度指標の提案:創造的なグループワークに関する研究(その1)」日本オフィス学会誌 vol.1, no.1, pp.37-44, 2009.3

2009年07月18日

JUDI 獲得される「パブリック空間」

2009年7月18日に、仙台市内のエルパーク仙台にて開かれた、都市環境デザイン会議(JUDI)のシンポジウム「獲得される「パブリック空間」——芸術文化活動が造る新たな都市環境」にて、基調講演をしました。
http://www.judi.gr.jp/event/2009/0718seminar.pdf

演題は「芸術文化活動が生み出す「場」のポテンシャル」。
卸町のまちづくり活動を始めるにあたり、いきなり「人が住まう街」へと再開発をはじめるのではなく、まずは「人に愛され、人が集まる街」になるために、様々な芸術文化活動からはじめていったという事例の紹介。それから先日参加したモンペリエの中庭開放イベントの模様の紹介。
こうした芸術文化活動は、見慣れたはずの人々の、環境の、そして自分の見知らぬ顔を発見する契機であって、旅人の眼で世界を見直すことになるんじゃないか、というような話。持ち時間を超過してご迷惑をおかけしました。

つづくトークセッションは、仙台の公共空間で芸術文化活動を実践している方々のお話。仙台フィルハーモニー管弦楽団専務理事の大澤隆夫さん、定禅寺ストリートジャズフェスティバルの米竹隆さん、せんだい演劇工房10-BOXの八巻寿文さん、みやぎダンスの定行俊彰さん、そしてコーディネーターは宮城大学の永松栄先生。実践の現場の個別具体的な実感と、ついメタな視点にたって多様な可能性を提供しようとする環境デザインとの乖離が問題になっていた。

2009年09月30日

MEGAHOUSE 都市を使い切るために

と題する展覧会を、京都造形芸術大学ギャラリーRAKUにて開催しています。

●会期 : 2009年9月30日(水)−10月11日(日)
●会場 : 京都造形芸術大学 GALLERY RAKU
●開館時間 : 11時00分〜19時00分【最終日は17時00分まで】 / 会期中無休
●入場 : 無料
●協力 : 東北大学大学院 都市・建築学専攻 本江研究室(ITコミュニケーションデザイン)
●協賛 : カシオ計算機株式会社
●出品者 : 阿部仁史+本江正茂/wowLab

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2006年にツォルフェラインで公開して以来、いくつもの場所で公開の機会をいただいてきた MEGAHOUSE ですが、日本での本格的な展示は、せんだいメディアテークでのカルチュラルタイフーン2008での展示についで2回目。今回は、中央の4面スクリーンのインタラクティブ「試着室」を、周囲8面に分割したモーショングラフィクスで取り囲む構成にしています。

このパノラマモーショングラフィクスは、BIACS3展で制作したもの再編集し、LANでつないだ4台のMac mini それぞれから2画面を送出し、8面の映像を同期して投影するプログラムで動作しています。このシステムはwowlabの制作によるもの。

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初日のギャラリートークは、京都造形芸術大学からファッション社会学の成実弘至さん、アーティストの椿昇さん、建築の松岡聡さんに、wowlabの長崎智宏さんと本江。100名を越える来場者がありました。椿さんの、アーティストの不法占拠が逆にジェントリフィケーションとして評価されていること、アートのマーケットが閉じたオークションの支配からネットのオープンな取引になることによってむしろ価格が上がったこと、一泊朝食だけで夕食のない、純粋に空間を楽しむ旅館の使い方が「片泊まり」として定着してきていることなどの話、松岡さんの使い方のデザインがますます重要であり、ヤクルトおばさんが独居老人を見舞うサービスなど空間のリサイクルにとどまらずシステムのリサイクルがはじまっているという話、成実さんからは生活の分散化という視点と考現学との関連の話など、私には非常に収穫の多いディスカッションでした。少々本江がしゃべりすぎて、wowlabの官能的な仕事について言及できなかったのが反省点。wowの映像のデモはみな食い入るように見ていましたから、いわずもがなだったかもしれませんが。

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これまでは、MEGAHOUSEを現代的な状況認識のアイロニカルな提示だと説明して終わりにすることもあったのですけれども、今回の議論を通じて、人々の空間への欲望あるいは想像力はもっと大きくすることができるはずで、それを阻害しているものが都市の空間的資源を利用する権利がうまく分配されていないことであるなら、そこに新しい回路をつくって流動性を高めればよいのではないか、そのための思考実験として、MEGAHOUSEはあるのだなとあらためて感じた次第です。

お近くの方は、ぜひご笑覧くださいませ。


2009年10月20日

日本オフィス学会誌第2号に

以下の論文および技術報告が掲載されました。ご笑覧たまわれば幸いです。

池田晃一, 本間茂樹, 後信和, 本江正茂: グループワークにおける身体移動及び発話の活発さと作業評価に関する考察——創造的なグループワークに関する研究(その2), 日本オフィス学会誌 vol.1, no.2, pp.49-58, 2009.9

堀田竜士, 池田晃一, 本江正茂: 動画像での個人作業環境モニタリングによる作業者の行動特性に影響する環境要因の抽出——モニタリングシステムおよび二次元データのヴィジュアライズ手法の開発, 日本オフィス学会誌 vol.1, no.2, pp.59-63, 2009.9

日本オフィス学会

2009年10月21日

『都市のあこがれ』

が刊行されました。

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"都市のあこがれ―東京大学槇文彦研究室のその後とこれから" (鹿島出版会)

この本は、1979年から1989年にかけて東大建築学科の槇文彦研究室に在籍していた学生たちが、その経験から20年を経て、それぞれにどこでどのように戦っているか、をまとめたものである。ゼブルージュのフェリーターミナルのコンペにふれた拙稿「王妃の出帆、星座の経緯」も含め、34編のエッセイと、3人の歴代助手:栗生明、大野秀敏、小嶋一浩によるコラム、そして槇文彦によるあとがきがおさめられている。

青春時代に同じ釜の飯を食った仲間の感傷的な文集…というわけではない。むしろ、巻頭の「本書について」で池田靖史がいう「改めて距離を測り直した決意表明」というのが、自分でも書いてみて、感じたところに近い。他のエッセイを読んでもそう思う。

槇研での議論は、モノポリーばっかりやっていた気もするから多分に美化されているんだろうが、率直に自由で真摯だった。20年たって、自身の研究室を運営するようになって、同じような空気にできたらよいなといつも思っているけれども、どうだろうかな。あんまり自信はない。

2010年04月14日

日本オフィス学会誌 第2巻第1号に

以下の論文が掲載されました。ご笑覧たまわれば幸いです。

佐々井良岳,堀田竜士,池田晃一,本江正茂:ブレインストーミングにおけるアイデアの室と量に関する研究,日本オフィス学会誌 vol.2, no.1, pp.43-50, 2010.4

日本オフィス学会

2012年04月20日

Mobile Phone Features and Physical Behavior based on Generation in Public Space - Case study: Losari Beach Platform in Makassar City, Indonesia -

という論文が、Journal of Habitat Engineering and Design に掲載されました。

インドネシアのハサヌディン大学から研究にきているMuktiさんの論文です。

Mukti Ali, Masashige MOTOE: Mobile Phone Features and Physical Behavior based on Generation in Public Space - Case study: Losari Beach Platform in Makassar City, Indonesia -, pp.65-74, Journal of Habitat Engineering and Design, Volume 4, Nomber 1, March 2012.

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