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Alternative Office Book発刊

『Alternative Office Book #1, #2』の実費での頒布をはじめます!

2017年1月10日

郵便での申込み受付、ゆうメールまたはレターパックライトによる送付となります。



  • 返信用封筒(角型2号以上/300円分切手貼付/送り先住所・氏名記載)、またはレターパックライトの封筒を同封ください。
  • 発送用封筒(表面に「Alternative Office Book希望」と赤字で記載)を下記住所までお送りください。

    〒980-8579 仙台市青葉区荒巻字青葉6-6-06

    東北大学大学院 工学研究科 都市・建築学専攻

    本江正茂研究室

    Alternative Office Book 担当係

  • 部数に限りがあるため、先着順でお一人様一部ずつの配布とさせていただきます。
  • 配布数に達し次第、受付を終了いたします。
  • 発送は随時行いますが、申込み状況により到着まで少しお時間をいただく場合がありますことご了承ください。

どうぞ手に取ってご覧くださいますように。

2016年9月17日

表紙3

このたび、東北大学本江研究室は(株)岡村製作所オフィス研究所と共同で、はたらく中での「行為」からワークプレイスを捉える“Alternative Office Book”を発刊いたしました。

本書は建築、空間、家具からオフィスを捉えるのではなく、また、学術的な論文投稿や学会発表などのアカデミックなチャンネルだけで社会に情報公開するのではない形式からオフィスについて語ろうと、“Alternative”の名を冠しています。

今回取り上げたのは「Session」と「Switch」の2つの行為です。

本のつくり

まず“#1 Session”は、音楽のセッションのように意見が活発に交わされ、思いもよらなかったゴールに至るような「会議」をするためにはどうすればいいのかという疑問からスタートしています。世の中には抱えている問題に周囲の多様な人たちの関心を集め、議論を起こそうといろいろな工夫をしながら活動している人がたくさんいます。そうした現場にうかがい、お話を聴かせていただくことから始めました。

Session 本文2

また、「プレゼンテーション後の議論を活性化するにはどうすればいいのか」といった、わたしたち研究室での実験についてもやわらかくかみ砕いて盛り込んでいます。


Switch 分解

2冊目の“#2 Switch”は、「いつでも」「どこでも」「だれとでも」はたらけるようになったと言われる現代において、多くの人はそれぞれを自分のスケジュールや気分、仕事の内容などにあわせて、それらを切り替えながらはたらいています。ただし、切り替えのタイミングや前後の変化にはたくさんのバリエーションがあり、自分の周囲の人がどんなに巧みに切り替えながらはたらいているのかということを意識することは少ないのではないでしょうか。

本書には「フリーアドレス」「テレワーク」といった以前からある切り替えとともに、昨今増えてきている「多拠点就業」や「移住」についてもスポットをあて、取材を行いました。


Switch 本文1

また、仮想的に視環境を切り替えられる装置をつくって、利用状況や作業への影響を検証した研究室の実験についても盛り込んでいます。

背表紙

学生と社会人が、少人数で取材からライティング、構成、デザインまで手作りですすめたため、多少稚拙な部分もあるかと思いますが、その分、他では味わえない本江研究室ならではの視点や濃い部分も味わっていただけるのではないかとひそかに期待しています。


Switch map4 3


私家版で非売品ですが、ご希望の方には実費で頒布できるように準備を進めております。

頒布方法については近日このページで公開いたしますので、ぜひ、お手に取っていただければ幸いです。

Alternative Office Book 1

SESSION

1. 議論を起こす、種を蒔く

2. EXHIBITION ー綿密なつくり込みで意見を引き出すー
日本科学未来館 冨田さん・戸坂さんインタビュー

3. MEETING ー意見を集めて検討するー
議論が活性化するレイアウトを探る

COLUMN 1 盛り下がるプレゼンテーション

4. DISCUSSION ー代表的な意見を提示し、議論するー
江渡浩一郎さんインタビュー

COLUMN 2 ペチャクチャナイト

5. EDUCATION ー興味を持ち、自分の頭で考え、伝えるための教育ー
レッジョエミリアを訪ねて

COLUMN 3 アクティブラーニングとはなにか

6. WORKSHOP ーみんなが主体的に動ける組織をつくるー
コミュニティデザイナー 菊池宏子さんインタビュー

7. SESSION は舞台をつくる、未来をつくる

BOOK REVIEW

編集後記

Alternative Office Book 2

SWITCH

1. 切り替えから仕事を読み解く

2. オフィス内ではたらく空間を切り替える

フリーアドレスオフィスの登場と進化

COLUMN 1 自分たちで変化させる

3. 仕事のための場所と時間の自由度を上げる

テレワークと労働時間貯蓄制度

COLUMN 2 あたらしいスイッチ

4. コードの Switch

これまでのコード、これからのコード

COLUMN 3 気分転換の代名詞、コーヒーの作用

5. 仏生山ではたらくこと 東京ではたらくこと

ブックピックオーケストラ 川上洋平さんインタビュー

COLUMN 4 自分事化してきた多拠点居住就業モデル

6. 生活の場を移してはたらく

移住の先進事例、神山町の新たなフェーズ

7. 景色を切り替えられる状態で人はどのようにはたらくのか

仮想的に視環境を切り替える装置の検証

COLUMN 5 個別環境をつくりやすい時代へ

8. すべての仕事はつながっている

デザインマトカ代表 遠藤和紀さんインタビュー

9. 切り替えることは切り拓くこと

「Switch」の可能性

BOOK REVIEW

編集後記


About

2017年01月10日 17:12に投稿されたエントリーのページです。

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