せんだい3.11メモリアル交流館が、震災復興メモリアル施設として、2016年度のグッドデザイン賞を受賞しました。
photo: Kazuhiko Monden
http://www.g-mark.org/award/describe/44362
下記の審査講評をいただいております。
東日本大震災の5年後に,熊本で大きな地震があったように,自然災害は必ず繰り返す。人々がそれに対していくためには,震災の記憶を継承し,共有していくことが大切だが,その場は,何度でも,あるいは遠くからでも,立ち寄りたくなる場とならなければならない。このプロジェクトは,その課題に真摯に取り組んだものであろう。
館のデザイン・展示等は、仙台のクリエイターで編成されたプロジェクトチームが手がけました。
デザインチームの詳細については、館のホームページ「施設概要」に記載があります通り、 本江は全体のプロデューサとして関わっています。
http://sendai311-memorial.jp/about/overview/
せんだい3.11メモリアル交流館は、仙台市営地下鉄東西線の海側の終点、荒井駅の構内にあります。仙台駅から13分ほどですので、仙台にお越しの際はぜひお立ち寄りください。そして、ここを出発点として、沿岸部の被災地を訪れ、今も残る震災のインパクトと復興の現状をご覧いただきたいと思います。
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