« 『ラクガキ・マスター 描くことが楽しくなる絵のキホン』 | メイン | ローラン・ネイと渡邊竜一 »

基礎設計B 2016年度 3Dモデリング

2016.5.16

担当  本江正茂、大風翼(東京工業大学)

この課題のホームページ
http://www.motoelab.com/blog/20160508005743.html

課題提出状況

以下の学籍番号の学生からの提出を受け付けました。(6/29午前の時点)

2217, 5002, 5003, 5004, 5005, 5007, 5008, 5009, 5011, 5012, 5013, 5014, 5015, 5017, 5022, 5023, 5024, 5025, 5027, 5028, 5030, 5031, 5033, 5035, 5036, 5036., 5038, 5039, 5040, 5043, 5044, 5049, 5050, 5051, 5052, 5053, 5055, 5056, 5057, 5059, 5061, 5062, 5064, 5066, 5067, 5072, 5073, 5075, 5076, 5077, 5078, 5079, 5080, 5081, 5083, 5084, 5085, 5086, 5087, 5091, 5093, 5094, 5095, 5097, 5098, 5102, 5107, 5108, 5109, 5112, 5114, 5115, 5116, 5117, 5118

追加提出(7月5日まで)

5001

期限までに提出したはずなのに上記リストに載っていない人や、まだ提出していない人は、期限超過の提出も受け付けるので、本江までご連絡ください。減点しますが、受領はします。

目的

3次元空間と2次元図面の関係を理解し、自在に往き来することは、設計者のみならず、建築に関わる仕事をする上で必須の能力である。この課題では3Dソフトの SketchUp を用いて3次元空間をモデリングする手法を学ぶ。 前課題でおこなった実測データから、立体としての建築を3Dモデルとして再構成する。 また、流体解析ソフト(CFD: Computational Fluid Dynamics)を用いた熱力学的シミュレーションや構造解析のシミュレーションについて知り、ひとつの Building Information Model が建築の様々な局面で利用しうることを理解する。

創造工学センター デジタルアトリエについて

  • 東北大学青葉山キャンパス 創造工学センター 1F デジタルアトリエ
  • http://www.ip.eng.tohoku.ac.jp/
  • 「使用上の注意」を参照のこと。 工学部全体の共用施設なので、その利用にあたっては格別の注意が必要である。
  • 入室権限を付与するため、学生証のカード番号(顔写真下の数字10桁)をすでに集めた。未提出のものは申し出ること。
  • デジタルアトリエでのネット接続には eduroam を使用する。接続できないものは、下記を参照してサブIDを得ておくこと。
  • PC上にファイルを保存しておくことはできない。ファイルを作成しても再起動時に削除される。自分のファイルを保存する場合は、USBメモリ等を持参すること。

グループ分け

  • デジタルアトリエの機材数に制限があるため、履修者を担当建物のグループによって、前半組(13:00-15:15 )と後半組(15:25-17:50)に分けて実施する。

  • 前半組(13:00-15:15 )

    • やましょう記念館 店蔵
    • 同 母屋
    • 同 内蔵
  • 後半組(15:25-17:50)

    • やましょう記念館 離れ
    • 同 醤油醸造所
    • ヤマニ 母屋
    • 同 内蔵
    • (都市・建築学専攻)免震実験棟
  • 本課題のデジタルアトリエでの授業については、授業開始時間がグループによって異なるので、下記の日程に注意し、開始時間に会場に集合する。待ち時間は自習のこと。

  • 機材の数が足らない可能性があるので、SketchUpをインストールしたPCを持参するとよい。

SketchUp とは?

  • Trimble社が提供する3Dモデリングソフト。
  • 自習用に無料版(SketchUp Make)をダウンロードして各自のパソコンにもインストールしておくこと。Windows版とMac版がある。
  • http://www.sketchup.com/ja

課題

「村田町村田伝統的建造物群保存地区」の3Dモデルを制作する。

課題2で実測した資料にもとづいて「村田町村田伝統的建造物群保存地区」における担当建物の3Dモデルを制作する。 担当建物については別途指示する。

実測野帳

下記から、各自の担当する建物の実測野帳をダウンロードして資料とする。

パスワード付きのPDFファイルなので、ファイルを開くためには授業の際に示したパスワードを使用する。

成果物

前課題で実測を担当した建築のモデルを作成し、以下の5ファイルに整理して、6月27日(月)までにファイルをアップロードすること。

  1. 作成したモデル(skp)のファイルそのもの。
  2. 建築のジオメトリーを示すアクソノメトリック図(ax): 通り芯、階、棟、軒など。
  3. 外観透視図(ext)1面:もっとも特徴をよくあらわす構図でレンダリングする。
  4. 内観透視図(int)1面:もっとも特徴をよくあらわす構図でレンダリングする。
  5. 平面図(plan)1面:建築の特徴をよく示す水平面で切断する。遠近法ではなく平行投影で。
  6. 断面図(sec)1面:建築の特徴をよく示す垂直面で切断する。遠近法ではなく平行投影で。

提出方法

  • モデルはSketchUpのファイルのまま、画像はjpgフォーマットとする。
  • ファイル名は下記のとおりとする。例:5028-plan.jpg
    1. 学籍番号下4桁.skp
    2. 学籍番号下4桁-ax.jpg
    3. 学籍番号下4桁-ext.jpg
    4. 学籍番号下4桁-int.jpg
    5. 学籍番号下4桁-plan.jpg
    6. 学籍番号下4桁-sec.jpg
  • 上記の6ファイルを下記にアップロードする。

  • 提出期限:2016年6月27日(月)

  • Dropboxのファイルリクエスト機能を使用している。

宿題

  • 5月30日の授業までに、SketchUpの入門ビデオ 4本 を見て内容をマスターしておくこと。

  • Getting started with SketchUp - Part 1 (19:51): 基本操作、簡単な家

  • Getting started with SketchUp - Part 2 (8:48): 寸法、offset、followMe
  • Getting started with SketchUp - Part 3 (15:15): interior, 3D gallery, guidelines, camera, paint, move
  • Getting started with SketchUp - Part 4 (11:44): Groups, component ←これらの概念がわかっていないと複雑なモデルはつくれない。
  • 次回以降は、これらの内容を理解しており、関連する基本操作は習得していることを前提として進める。
  • ナレーションは平易な英語で字幕も表示できる。
  • ビデオ教材であることを活用し、自分でもSketchUpで作業しながら見ること。
  • その他のチュートリアル・ビデオも充実しているので、興味のあるものを見ておくことを勧める。
    • 特に Layers を見ておくことを勧める。

日程

  1. 5月16日(月) モデリング課題説明 @102教室
  2. 5月30日(月)前半 13:00, 後半 15:25 | モデリング作業
  3. 6月6日(月) 前半 13:00, 後半 15:25 | モデリング作業
  4. 6月13日(月) 前半 13:00, 後半 15:25 | 次の課題「プレゼンテーション」についての出題とエスキス
  5. 6月20日(月)前半 13:00, 後半 15:25 | CFD その1
  6. 6月27日(月)前半 13:00, 後半 15:25 | CFD その2/課題提出アップロード締め切り

5月16日(月) モデリング課題説明

  • この資料について。

5月30日(月) モデリング作業

  • アカウント、創造工学センターとコンピュータの使用について。
  • 製作するモデルの抽象度について。
  • 実測してきた形と、その背後にある幾何学的秩序との関係を意識して、整合性のあるモデルを作成する。
  • メンバー、ディメンション、ジオメトリーを意識する。
  • 教員とTAに不明な点について聞きながら、時間まで課題のモデリング作業を行なう。
  • 使うテンプレートは、「建築デザイン - ミリメートル」
  • こまめに保存(command + S): とにかくファイルをこまめに保存すること。
  • Layers:操作対象の可視/不可視を使い分けて操作する。Groups, Compornent の概念を理解してから使うこと。
  • 要求成果図面についての詳細な説明
  • 操作が分からないときは、チュートリアルビデオを何度でも見ること。

6月6日(月) モデリング作業

  • 作業の続き
  • 教員とTAに不明な点について聞きながら、時間まで課題のモデリング作業。
  • 今日のコマンド
  • 断面の切り出し方
  • ツール/断面平面
  • カメラ/遠近法 or 平行投影
  • カメラ/標準ビュー
  • 画像ファイルの保存の仕方
  • ファイル/エクスポート/2Dグラフィック… *.jpgで保存
  • ウィンドウ/シーン を使うと「見え方」を保存できる。

6月13日(月)次の課題「プレゼンテーション」についての出題とエスキス

  • 授業にて指示する。

6月20日(月) 課題 CFD その1

  • 授業にて指示する。

6月27日(月) 課題 CFD その2

  • 授業にて指示する。
  • 課題提出締め切り。前述の課題提出方法を参照。

参照

SketchUp、FlowDesignerについて

村田町村田 伝統的建造物群保存地区について

TIPS

バックナンバー

以上

About

2016年05月08日 00:57に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「『ラクガキ・マスター 描くことが楽しくなる絵のキホン』」です。

次の投稿は「ローラン・ネイと渡邊竜一」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。