五十嵐太郎 編 『14歳からのケンチク学』(彰国社, 2015) が、彰国社から刊行されました。
「中学・高校で学ぶ18科目から「ケンチク学」をひもとく入門書」ということで、学校で習う様々な科目が、建築とどのように関係しているのかが、一つずつ異なる著者により、実に様々な角度から語られています。
本江は「あらかじめ、つくり方をつくる」というタイトルで「情報」の章を担当しました。コンピュータの話は最後までなかなか出てこないのですが。
なんとなく建築に関心がある中高生が、いま学校で習っていることと建築学とがどう関わっているかを知り、勉学と建築へのモチベーションを上げてくれることが想定されているのだと思いますが、すでに建築を専門としている方や、建築を学ぶ大学生にも、建築学の広がりをいつもとは違う角度からパノラマ的に眺めるには面白い本になっているのではないかと思います。ぜひごらんください。