建築ITコミュニケーションデザイン論 2015年度
2015年4月15日(水)13:00 開講
担当教員
本江正茂 Masashige Motoe
- 一般連絡用:motoe@archi.tohoku.ac.jp
- この講義のwebページ http://www.motoelab.com/blog/20150414012905.html
年次・学期
- 東北大学大学院工学研究科 都市・建築学専攻 博士課程前期
- 水曜3限(13:00~14:30)
- 青葉山キャンパス人間・環境系研究教育棟 土木大講義室(101)←教室が変更になりました。
講義の趣旨
建築とITコミュニケーションを統合的なひとつのデザインの問題として考える。
オフィス、学校、図書館などの建築空間の多くは、その内部で情報の授受を行うことが主要な役割であった。しかし、近年の情報技術の革新によって、建築空間と情報の関係は大きく変化した。これからの空間と情報のデザインを考えていくためには、両者の相互作用を根本的に見直す必要がある。両者は別々の分野ではなく、そのデザインにあたっては総合的に検討されなければならない。この講義では、テクノロジーのみならず、社会学、芸術、哲学、認知科学などの分野にも視野を広げ、空間と情報にかかわる諸理論と事例を展望する。
受講に当たっては、必ずしも予備知識は必要ない。履修後は、空間と情報の相互作用に関する常識的知識の一端を獲得することによって、両者を見渡した地点から、新たな問題を考えはじめられるようになることが期待される。
スケジュール
各回のタイトルのリンクにハンドアウト(PDF)があります。
- 4月15日 はじめに
- 4月22日 データの表象
- 5月13日 空間の表象
5月20日(休講) - 5月27日 身体と空間(1)動くことと見ること
- 6月3日 身体と空間(2) 意味や価値は世界のどこにあるか?
- 6月10日 身体と空間(3)速度とスケール
- 6月17日 情報と情報でないもの
6月24日(休講)←変更しました。
7月1日 (休講) - 7月8日 情報と社会
- 7月11日(土) 情報と都市
- 7月15日 建築とアーキテクチャ
- 7月22日 建築とコンピュータ
期末レポート課題
期末レポート課題v2 提出方法が変わりました。