青葉山にもどりました。
2011年3月11日の地震で大破した旧人間環境系研究棟が改築され、新たな建物で、再び研究を始められることになりました。
新しい建物は、SRC免震の5階建て。本江研究室は5階に入ります。
今日はちょうど11日ですから、3年7ヶ月の「仮住まい」だったことになります。仮住まいの間は、青葉山と川内と片平と、遠くはないとは言え三つのキャンパスに分断されており、授業のたび会議のたび、移動を強いられていましたから、こうしてスタッフと学生がひとつながりの空間におり、同じ建物に製図室やギャラリーや講義室があり、研究と教育の活動がひとつの建築に包摂されてあることの、ありがたさを感じます。
ちょっと寒そうな新棟ですが、視線の抜けを意識したプランニングで内部の活動が視覚化されており、見た目をさらに上回る透明感があります。 使い方が落ち着くにはまだしばらくの試行錯誤が必要でしょうが、デザイン研究・教育の空間として、うまく育てていきたいものです。
お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。