基礎設計B 2014 課題(3) 3Dモデリング
概要
担当
- 本江正茂 Masashige Motoe
- 大風 翼 Tsubasa Okaze
- 古川 幸 Sachi Furukawa
この課題のホームページ=http://bit.ly/1ga2EhW
目的
3次元空間と2次元図面の関係を理解し,自在に往き来することは建築の世界で仕事をする上で必須の能力である。
この課題では3Dソフトの Sketch Up を用いて3次元空間をモデリングする手法を学ぶ。
前課題でおこなった実測データから、立体としての建築を3Dモデルとして再構成する。
また、流体解析ソフト(CFD: Computational Fluid Dynamics)を用いた熱力学的シミュレーションや構造解析のシミュレーションについて知り、ひとつの Building Information Model が建築の様々な局面で利用しうることを理解する。
創造工学センター デジタルアトリエについて
東北大学青葉山キャンパス 創造工学センター 1F デジタルアトリエ
別紙に示す「使用上の注意」を参照のこと。 工学部全体の共用施設なので、その利用にあたっては格別の注意が必要である。
入室権限を付与するため、学生証のカード番号(顔写真下の数字10桁)をすでに集めた。未提出のものは申し出ること。
グループ分け
デジタルアトリエの機材数に制限があるため、履修者を工学演習Dを履修している学生のグループ(D組)と、工学演習A,B,C,Eを履修している学生のグループ(E組)とに2分する。(ただし機材が35セットしかないため、工学演習D履修者のうち一名はE組に入るものとする。講義で指示する。)
基礎設計B受講生の工学演習履修状況
- 工学演習A 3
- 工学演習B 2
- 工学演習C 4
- 工学演習D 36
- 工学演習E 22
本課題の全4回については授業開始時間がグループによって異なるので、日程に注意し、開始時間に会場に集合する。待ち時間は自習のこと。
13:00-15:15 | 15:25-17:50 | |
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6月2日(月) | E組 | D組 |
6月9日(月) | D組 | E組 |
6月16日(月) | E組 | D組 |
6月23日(月) | D組 | E組 |
SketchUp とは?
- Trimble社が提供する3Dモデリングソフト。
- 授業ではv.8を使用。
- 自習用に、無料版(SketchUp Make)を各自PCにもインストールしておくこと。Windows版とMac版がある。
- Free Download http://www.sketchup.com/intl/ja/product/gsu.html
- SketchUp Tutorials http://www.sketchup.com/learn/
日程
- 5月19日(月) モデリング課題説明 @川内
- 6月2日(月) モデリング作業 @青葉山創造工学センター
- 6月9日(月) モデリング作業 @青葉山創造工学センター
- 6月16日(月) CFD @青葉山創造工学センター
- 6月23日(月) CFDと構造 @青葉山創造工学センター
- 6月30日(月) 課題提出締め切り(メールで提出)
課題
「斎理屋敷」の3Dモデルを制作する。
前課題で実測を担当した斎理屋敷の建築のモデルを作成し、以下の5ファイルに整理して、6月30日(月)までに電子メールで提出すること。
- 作成したモデル(skp)のファイルそのもの。
- 外観透視図(ext)1面:もっとも特徴をよくあらわす構図で。できればレンダリングする。
- 内観透視図(int)1面:もっとも特徴をよくあらわす構図で。できればレンダリングする。
- 平面図(plan)1面:建築の特徴をよく示す水平面で切断する。遠近法ではなく平行投影で。
- 断面図(sec)1面:建築の特徴をよく示す水平面で切断する。遠近法ではなく平行投影で。
課題の提出方法
- モデルはSketchUpのファイルのまま、画像はjpgフォーマットとする。
- ファイル名は下記のとおりとする。例:5028-plan.jpg
- 学籍番号下4桁.skp
- 学籍番号下4桁-ext.jpg
- 学籍番号下4桁-int.jpg
- 学籍番号下4桁-plan.jpg
- 学籍番号下4桁-sec.jpg
- 上記の5ファイルを一通の電子メールに添付して送信
- 提出先メールアドレス:tonchiku.dds@gmail.com
- メールの件名:2014基礎設計B-学籍番号下4桁
- 提出期限:2014年6月30日のタイムスタンプ有効
5月19日(月) モデリング課題説明
この資料について。
宿題
次回の授業までに、SketchUpの入門ビデオ 4本(http://www.sketchup.com/learn/)を見て内容をマスターしておくこと。次回以降は、これらの内容を理解しており、関連する操作ができるものとして進めます。
- Getting started with SketchUp - Part 1 (9:58): 基本操作、簡単な家
- Getting started with SketchUp - Part 2 (8:12): 寸法、offset、followMe
- Getting started with SketchUp - Part 3 (14:48): interior, 3D gallery, guidelines, camera, paint, move
- Getting started with SketchUp - Part 4 (12:11): Groups, component ←これらの概念がわかっていないと複雑なモデルはつくれない。
6月2日(月) モデリング作業
- アカウント、創造工学センターとコンピュータの使用について。
- 製作するモデルの抽象度について。
- 教員とTAに不明な点について聞きながら、時間まで課題のモデリング作業を行なう。
- こまめに保存(command + S): とにかくファイルをこまめに保存すること。
- Layers:操作対象の可視/不可視を使い分けて操作する。Groups, Compornent の概念を理解してから使うこと。
- 影
- ウィンドウ/モデル情報/ジオロケーション で モデルの地表上での位置を定義
- 表示/影 で表示非表示
- ウィンドウ/影 でコントローラ表示
- カメラ/平行投影 or 遠近法 (or 2点透視法)
- カメラ/標準ビュー/平面 etc.
- 断面平面 Section Plane
- 反転
- 断面平面の表示/非表示
- 画像ファイルのエクスポート
- ファイル/エクスポート/2Dグラフィック…
6月9日(月) モデリング作業
- 教員とTAに不明な点について聞きながら、時間まで課題のモデリング作業。
- Position Camera
- Walk
- Scenes
- SU Podium : とてもシンプルなレンダリングエンジン。SUと一体化して使える。
6月16日(月) 課題 CFD
授業にて指示する。
6月23日(月) 課題 CFDと構造
授業にて指示する。
6月30日(月)課題提出締め切り
前述の課題提出方法を参照。
参照
- この資料:http://bit.ly/1ga2EhW
- SketchUp公式ブログ 日本語版 代理店アルファコックスによるSU関連ニュース。(最近は更新されていないようだが)
- オンラインのビデオチュートリアル
- The SketchUp Show - a free video tutorial series about SketchUp and Layout, produced by School (a SketchUp Authorized Training Center)
- SketchUp School
- MasterSketchup
以上