「せんだいスクール・オブ・デザイン」開講のおしらせ
―地域のクリエイターと大学院生のコラボレーションによるプロジェクト駆動型デザイン教育―
東北大学大学院工学研究科 都市・建築学専攻
2010年9月21日
東北大学大学院工学研究科都市・建築学専攻は、仙台市と連携し、文部科学省が運用を行なう科学技術振興調整費のプログラム「地域再生人材創出拠点の形成」の一環として、「せんだいスクール・オブ・デザイン」を開講いたします。
本プログラムの目的は、地域の活性化を図りうる人材として、コラボレイティブなクリエイターを養成することです。受講対象者は、建築デザインをはじめ、アーバンデザイン、プロダクトデザイン、グラフィックデザイン、映像、音楽、ICTシステム開発等、様々な領域のクリエイターおよび、それをめざす大学院生となり、地域から約15名/1年間、大学院から約12名/1年間を、仙台クリエイティブ・クラスター・コンソーシアムなどを通じて広く募集されます。
せんだいスクール・オブ・デザインでは、東北大学大学院工学研究科 都市・建築学専攻の専任教員に加え、今年のベネチアビエンナーレ国際建築展で金獅子賞を受賞した石上純也氏をはじめとする多彩なクリエイターを講師に迎えます。業務経験を持つ地域の社会人クリエイターと学術的知識を持つ建築デザイン系大学院生が、地域の課題にもとづいたプロジェクトに共同で参画し、様々な視点からデザインを行う、多規範適応型コラボレーションの場となり、プロジェクト・ベースド・ラーニングを通じて学びあう、実践的なプロジェクト駆動型デザイン教育を実施します。受講料は無料です。
本事業は、平成22年6月末に予算が承認された、今後5ヶ年の研究教育活動(〜平成27年3月)です。また、仙台市の地域再生計画「クリエイティブ・クラスターを形成する地域活性化を担うクリエイター育成プログラム」と連携して実施されます。
詳しくは、せんだいスクール・オブ・デザイン公式ウェブサイトをご覧ください。http://sendaischoolofdesign.jp