« 『SIGHTSEEING』 | メイン | 東北大学大学院受験にはTOEICが必要です »

Hondaの歩行アシスト

Honda 歩行アシスト ASIMO オフィシャルサイト

股にはさんで歩くのを助ける装置。
新しい乗り物ような、家具のような、ロボットのような。
ASIMO開発からのスピンオフのようです。動画必見。

特に、体重支持型が興味深い。現状では「自力での歩行が可能な人」に限定されているようだが、脚が悪くて立つのがやっと、中腰は無理、階段は下りられない、というような「自力での歩行が可能といえば可能だけど…あんまり歩きたくない人」はたくさんいて、今は車椅子に乗らざるをえなかったりしている。そこまで展開できるといいなあ。

空間のバリアフリー化は進められているけれども限界がある。自然の地形を平にならすことはできないわけだし。足の悪い人でも足下の悪いところで働けるなら、ダイバーシティマネジメントの可能性は大きく拡張されうる。

ただ、中腰姿勢の維持や段差の克服が主な活用イメージとされているところをみると、あくまでアシストで、滑って転びそうな時にこの装置が能動的に脚を出すことはできないように見える。それができるようになれば、さらに利用者の幅はひろがるが、技術レベルとしてはかなり違うのだろうな。事故の可能性も大きくなるし。

個人的にはASIMOよりずっと興味深い。期待してます>Honda

via もの見ない目。 HONDAが開発した歩行アシスト技術

About

2009年04月16日 12:55に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「『SIGHTSEEING』」です。

次の投稿は「東北大学大学院受験にはTOEICが必要です」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。