2008年11月21日、22日に慶応義塾大学矢上キャンパスで開催されたデザインシンポジウム2008に参加した。日本デザイン学会(幹事学会),日本機械学会,日本設計工学会,日本建築学会,精密工学会,人工知能学会の共催によって隔年開催されている設計方法一般についての研究シンポジウムである。本江が建築学会の設計方法小委員会に参加していることから、このシンポジウムには3回続けて出ている。
今回は、研究室からは、以下の5本の発表を行った。いずれもこれから修論、卒論としてまとめられる予定のもの。
池田晃一,後信和,本江正茂「グループワークにおけるワーカー活発度と創造性の研究(その1)――平面図画像作成システムと活発度の測定」
後信和,池田晃一,本江正茂「グループワークにおけるワーカー活発度と創造性の研究(その2)――活発度分類と知的生産性に関する考察」
須藤春香,本江正茂「場所への関わり方とその捉え方に関する研究――性別・立場・滞在歴の違いによって撮影する写真はどう違うか」
植木貞彦,本江正茂「データの表象から見る知的創造活動の研究――実作業に基づく知的生産性に関する考察」
堀田竜士,池田晃一,本江正茂「動画像による作業環境とユーザ行動に関する比較研究――就業者の行動特性に影響する環境要素の分析」
また、建築学会の設計方法小委員会での議論をまとめた下記論文も発表した。
近藤伸亮、山田哲弥、本江正茂、「関係性のデザイン実践のためのパターン言語構築をめざして」