を読む。
アップルをはじめとする具体的な企業の事例と、様々な領域の理論とを接続する該博な知識で、昨今のバズワードとなっている「イノベーション」や「クリエイティブ」をめぐる諸概念を一気にマッピングしてくれる。
「真摯さ」がキーワードとなっていることが興味深い。
たとえば、低公害エンジンを開発し、これで世界一になれると喜んだ本田宗一郎に、我々は空をきれいにするためにやっているのだ、トップスリーに勝つことなど問題ではない、と反発したスタッフの真摯な姿勢。
英語なら sincere。
建て前見てくれ虚栄を捨てて
求むデザイン 真摯あり