メールの件名に、意図を要約した略号を付して、メタデータとする方法。
日本語だと、こういう感じ。役所の文書だとよくついてる。
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回答 : 質問への答え
返不要: 返信は不要です
送付 : 添付ファイルをみてください
質問 : 質問があります
保存 : 保存しておいてください
参考 : 知っておいて下さい ※FYIでも十分一般的
案内 : お知らせがあります
要返信: 返信を待ちます
1/17迄: 1/17までに返事ください ※締切日付を直接書く
草案 : 叩き台です
(中略)
これでメール件名を表現すると、
Subject: 草案:Re: 究極の会議研究会
Subject: 回答:草案:Re: 究極の会議研究会
Subject: 要返信:回答:草案:Re: 究極の会議研究会という流れで表現されることになり、なんとなくそのメールの内容が推測できますよね。
メールの件名は、丁寧に付ける人と雑に扱う人と別れる。
古いメールへの返信としてメールを作成したのだろう、まったく別件なのに、「Re:昔の件名」で送ってくる人はよくいる。
通信審議では、このOpenSubject法はとても有効だろう。
カジュアルな用件の場合には、ちょっとフォーマルに過ぎる感もある。
その場合でも、読んだらどうしてほしいのかまで件名に書いてあると、メールが腐海に沈みにくくなる。
今は卒業研究などの提出時期で、皆、題目をどうするか悩んでいる。
題目の案を用意してこいというと、だいたい、ひとりよがりで、読者不在の第一案を持ってくるので、ただちに却下する。
タイトルは最もコンパクトな内容の要約であり、受け手との関係をどのように確立しようとしているかを雄弁に示すものである。
ふだんメールを書いている時から、適切な件名を意識的に付けるようにするのは、よい習慣だろう。
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