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WIRED VISIONに、先日の講義でふれたチャールズ・バベッジの階差機関の復元についての記事が出た。ビデオ必見。
160年を経て完成した『バベッジの階差機関』:動画で紹介 | WIRED VISION:
FrameByFrame:
コマ撮り動画作成ソフト。
CGではなく、建築模型を素材にアニメーションをつくる可能性を考えよう。
こういうソフトを紹介してみるものの、それで自分が何かやってみる余裕がないのが悲しい。もうちょっと上手に時間が使えれば違うのだろうと思うのだけれど。
身体と空間(1) 視覚
aitcd_2008_04.pdf
を読む。
一年ぐらいまえに読んだ『ナガオカケンメイの考え』の続編というか姉妹編。
人と一緒に仕事をつくっていく、そのやりかた。忙しい人が、忙しいにも関わらず仕事を成し遂げていくことの凄みについて触れられている部分が印象的。
それから、悩んだ揚げ句、ハイビジョンのビデオカメラを買うのをやめるくだりも。
考えていくと、私たちはなんでもかんでも「家」の中に持ち込み過ぎているように思いました。映画館に行かず、ホームシアター。コンサートへ行かず、サラウンドシステム。写真プリントも自宅のプリンタで。(p.262)
ナガオカは家の中になんでもかんでも持ち込みすぎているというけれど、一方で、コンビニやら中食やら深夜営業のスーパーやらで、家の外へあれこれどんどん都市に抜け出ている、という指摘もある。これは逆のようだけど同じことを指していて、要するに「家」と街の関係が昔とは違ってきた、ということだ。
ひっくるめると、ひとりでも平気なようにする、という方向性があるように思う。
内田樹だったか、消費の単位を細分化してマーケットを拡大しようとする資本主義の方向性について書いていたが、まさにそういうことだな。物質的充足の単位が、家族ではなく個人になるのだ。
消費の単位の細分化は、もちろんさらに個人の内面にも及び、ひとりの人間のうちに複数の消費マインドが併置される。あれも欲しいしこれも欲しい消費者が誕生し、その欲望は充たされ、家の中の個室の中になんでもかんでも持ち込まれてしまう。
仙台から八王子への出張のみちすがらこの本を読んで、そういえば近くではないかと思い、港北の IKEA に行ってみた。恥ずかしながら初めて。品物と価格と売り方に、それぞれ思うところは多かったけども、一番印象的だった出来事は、近くにいた客の若い女性が連れの友人に感心した様子で「けっこういいよねえ」と言った後続けて、「飽きてもこの値段ならイイしさ」と言ったことだった。そうは言わなかったが明らかに、飽きたら捨てればイイしさ、と言ったのだ。違和感よりもむしろ共感を覚えた。IKEAはそういう空間だった。
ナガオカの前著を読んでから、一度だけだけれども、九品仏のD&DEPARTMENTを訪れ、食事もして、けっこう長い時間を過ごした。いごこちのよい場所だった。ああいう店がうちの近くや卸町にもあればいいなと思う。でも、あれば IKEA にもきっと通うだろう。
情報の反意語は何か
aitcd_2008_05.pdf
次回のハウスレクチャのご案内です。
次回は、6月19日(木)19時から、仙台市卸町の阿部仁史アトリエにて開催いたします。ゲストは、建築家の乾久美子さんです。乾さんは、ルイヴィトン、ディオール、ヨーガンレールといったファッションブランドの内外装デザインを日本を含めたアジア各地で展開し、また近年はついに住宅建築なども手がけている気鋭の女流建築家です。
申込み〆切は6月16日(月)。定員60名(先着順)です。お早めにお申し込みください。
また今回は「木曜日開催」となっておりますので、ご注意ください。
動画内のオブジェクトをドラッグして早送り/巻き戻しする。
すばらしい。一目瞭然の動画を見よ。
これをiPod touchとかWiiとかでやりたい。
via TechCrunch Japanese アーカイブ » Dimp―画面内の対象物をつかんで動かせるビデオプレイヤー
お恥ずかしい話ですが、常用しているパソコンが不調となり、昨日5月26日13時ごろの時点まで遡って、バックアップデータにもどしました。
このトラブルの間に、メール等でいただいたご連絡を紛失した可能性があります。
本江に連絡したはずなのに返事がない、と思われた方は、いつものこととおあきらめにならず、あらためてご連絡くださいますよう、よろしくお願いいたします。
お手数をおかけして申し訳ありません。
クロヤギ宣言をしたが、誰からも連絡がなく安堵している。
別にみんながこのブログを見ているわけではないけれど。
はからずもこのクラッシュでTimeMachineを利用した復元を初体験した。
その顛末。(以下、チラシ裏)
を読む。
"知的創造の現場―プロジェクトハウスが組織と人を変革する" (Thomas J. Allen, Gunter W. Henn)
原著はこれ。
とにかく、出会わせろ! ということなのだった。
あえてさせる遠回りなど、「一見すると入居者にとって不便で非効率的と思われる仕組みが、実際には効率をアップさせている場合がある」とき、これを「有益な不便 functional inconvenience」と呼ぶのだそうだ(p.97)。時間がたてばいずれわかるという教育的啓蒙的な問題として考えることもできるが、ワーカー本人には不便でも経営者には有益だ、という階級的な問題と考えることもできる。経営のコントロールがゆるいと、なし崩し的にワーカーの目先の便利さ一辺倒へと滑り込んでいくことだろう。
たくさんの調査データ、実験データが提示されている。どうやって調べたのか、定義はどうなっているのか。もとの研究にさかのぼってちゃんと読まねばならぬな。
第6回 身体と空間(2) 意味や価値は世界のどこにあるのか?
とりあげられるようです。
平成20年6月4日(水)22:00~22:43 NHK総合にて。
その時歴史が動いた:
人を衛(まも)る都市をめざして
~後藤新平・帝都復興の時~
都市デザイン論の東京担当は必ず見るべし。
via 6月4日 NHKその時歴史が動いた第327回人を衛(まも)る都市をめざして〜後藤新平・帝都復興の時〜 - 越澤明(越沢明)と都市計画、歴史まちづくり、景観法