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泥の中で一歩を踏み出す

友人Kのこととて、夏目漱石の「こころ」のパロディではない。
仕事の進めかたについてのよい文章。

steps to phantasien t(2007-11-03):
泥の中で一歩を踏みだす

試してみないとわからないこともある. だから試行錯誤をする. でも簡単だと思って試したら難しいプラクティスは多い. 手の動かしかたがわからず諦める.

試してみたところでその効果を判断するのは難しい. 実質的な成果がなくても手を動かしているせいで偽の達成感を覚えてしまうもの. そうしたプラクティスは形骸化する. 習熟が必要と言われるプラクティスの扱いにも困る. 下手なだけなのか無駄なのか, どうすれば上手くなるのか. 時間がかかるものも失敗する. いつも途中で挫けてしまう.

試行錯誤に挑むと, 自分がいかに自身の生産性に無頓着かを痛感する. 普段の習慣のうち, どこまでが惰性やカルトなのかわからなくなる.

こうして 〈泥の中の一歩〉 は行き詰まる. ぬかるみのなか, 私は途方に暮れる.

どこもかしこも泥だらけである。
「わかる」と「できる」と「やる」の違いを思う。
泥であることを忘れる、というソリューションもありますが。

via 泥の中で一歩を踏みだす - www.textfile.org

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2007年11月06日 22:06に投稿されたエントリーのページです。

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