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『夜露死苦現代詩』

を読む。近所の書店の詩のコーナーにあった。




都築 響一『夜露死苦現代詩』新潮社,2006

痴呆老人の独り言、暴走族の刺繍文字、玉置宏のイントロ曲紹介、「夢は夜開く」のバリエーション、死刑囚の辞世、日本語のラップ、餓死した老人の日記、エロサイトの煽り文句、見せ物小屋の口上、点取り占い、あいだみつを、などなど、「プロ」には「詩」とはみとめられないけれども、リアルで切実な言葉を集める。強烈なフレーズの数々。俺達にはもっと詩が要る。

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2007年09月17日 18:20に投稿されたエントリーのページです。

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