を函館の渡辺保志さんが募集しておられます。
npo-kobo:blog: 「縮小する都市」についてのメッセージ募集:
今秋、11月23日から25日までの3日間には、函館市内で展覧会「shrinking cities x hakodadigital——縮小する都市の過去・現在そして未来」を開催することになりました。これは、昨年私が協力したドイツ・ベルリンの建築家グループによる「shrinking cities」プロジェクトによる世界の縮小都市に関する調査研究の成果や、函館に眠っている様々な文化資源のデジタルアーカイブの展示やデモ、あるいはワークショップなどを通して、いま函館が直面している都市の縮小に対して、市民一人ひとりが何を考え、何ができるかを問い直していく、そんな趣旨の場づくりを目指しています。
この企画の中では、函館市民や、その他函館と何らか縁のある人々を中心として、上記のようなテーマについての考えを、「メッセージ」として募り、会場で展示する予定です。そこで、私がこれまでお世話になってきたみなさんにも
・都市や社会の「縮小」について、日頃感じたり、考えたりしていること
・都市や社会の「縮小」に対して、自分ができる(やってみたい)こと
・函館、またはお住まいの都市に対しての、何らかの具体的なアイデアや提案——といったことを、ぜひメッセージとしてお寄せいただきたいのです。
函館が現在直面している人口減少や市街地の空洞化、産業の衰退という出来事は、決して函館に特有のことではありません。これから、日本の社会全体がたどる未来の縮図です。だとしたら、函館を手がかりに、縮小に対してよりスマートに対応するための知恵を、多くの人々が持ち寄り、そこから新しいプロジェクトを創造して、函館から全国へと発信できる可能性もあると、私は確信しています。
(中略)
縮小というネガティブな現象を、ポジティブな未来へと転化していくためのたくさんの知恵が集まることを期待しています。
危機をあおるばかりでなく、それを逆手にとって、場所の価値を高める企てへのコミットメントを促そうという趣旨には強く共感するところがあります。
以前撮った写真のことを思い出したので、私からはそれを送ることにします。
みなさんもぜひ!
コメント (1)
もとえさん、ご紹介とメッセージ、ありがとうございました。
サイト(http://www.kanshin.jp/hakodate/)の方に、寄せていただいたメッセージの一部を載せ始めていますが、大学の先生から中学生まで、色んな方々がこのテーマに触発されてくれて、ほんとにありがたい限りです。展覧会へ向けて、また経過報告させていただきます。
投稿者: ワタナヴェ | 2007年09月04日 08:16
日時: 2007年09月04日 08:16