第3回 プロジェクトをバラバラにして並べ直す。
WBS、ネットワーク図
PM2007_03.pdf
ゼミ旅行プロジェクトを例に、皆でWBSを作成しPDMにまとめる作業をした。
言葉は難しいが、要するに、やらなきゃならないことをリストアップして、順番に並べる、ということ。「宴会」はサブプロジェクトとしてパッケージ化し、宴会部長に一任するのだが、メンバーの希望や予算、期待されるノリを明示する必要がある、などなど。
幹事がひきうける「段取り」ってものの中に、不分明に埋蔵されている様々な視点や技法を概念化して体系化したものがプロマネである。ゼミ旅行ぐらいなら、それなりに気を使えばやりきれるだろうけれども、大規模な建設プロジェクトのように、もっとずっと巨大なプロジェクトの場合は、ワークパッケージが数万なんてのはざらだろうし、「気を配る」だけでは制御不可能な状態になる。それを乗り切る技術がプロジェクトマネジメントなのだ。