なんだこれ?
GoogleMapsで発見。
宮城大学の北側、大和町小野あたり。
50m角ぐらいある。庭か?
ペットの霊園の看板を見た気もする。それか?
宮城大の前の道は県道264号線で、少し北まで行くと途絶しており、そこで東に曲がって工業団地に続いていたのだけれど、最近道路が開通してそのまま北に延び、竹林川の段丘の縁、もみじケ丘の西側を抜けるようになった。
GoogleMapsはまだこの新しい道が描かれていないが、Mapionのほうは更新されてる。
この道を自転車で散歩に行って、帰ってから地図を見ていて、上記の謎の場所を見つけた次第。
さて、地図を見ると改めて分かるのだが、このあたりの細い道は川の支流にそって谷を上り、山に入って行き止まりになっている。泉パークタウンの紫山地区と、尾根をはさんで向かい合っているのだが、道はつながっていなかった。
宮城大学は住居表示こそ大和町だが、仙台市の北端、泉パークタウンのある丘陵にあって、道は全部仙台市からしかつながっておらず、このあたりに出るには国道4号線まで遠回りするか、泉ケ丘団地の下の狭い谷道に降りていかなければならなかった。だから、大和町の農村の風景とは隔絶されていて、お互いに見合うことはほとんどなかった。
264号線が貫通したことで、両者が隣り合っていたってことがはじめて強く意識されることになる。新しい道の沿道には、ロードサイドビジネス用地が確保されているから、遠からず激しい変化に見舞われることだろう。
264号線は仙台市街から輪王寺のある北山を越えてくる道でもある。現状では輪王寺をかわし線路をくぐって川を渡るための狭いクランクが連続する道だが、輪王寺の下をトンネルで通り抜ける道路工事が進行中である。これができ上がると、仙台都心部から大和町までが一気につながる大幹線になる。
沿道地域の住民として、この道を通勤に利用している者としては便利になって結構なのだけれど、なぜこの都市計画道路が他に先駆けて建設されているのかは、よくわからない。