雲は厚く,時折小雨もぱらつく中,市長のニコラさんの案内でヴィルヌベッテを見学。
日曜とあって,近郊から訪れたお客さんたちでホテルのレストランは混雑していた。が,これも日曜だけのことのようだ。
写真や地形データだけで見ていたのより,空間は細かく分節されている印象。様々な段差,塀,植え込みなどによる。市庁舎前の広場などは,川に向かって開かれたウォータフロント風のものを想像していたのだが,音はすれども水面は望めない様子だった。
こうした歴史のある地区の不動産価値は上がっているようで,売りに出ていたアパートは50万ユーロぐらいするそうだ。
旧工場はかなり傷んでおり,危険なので建物内には入れない状態。解体しないと使い物にはならないだろうな。