前のエントリーで議場が余っているという話を書いたところ、青森県庁の方に、青森県のむつ市では逆に、つぶれたショッピングセンターを買収して新市庁舎にしようとしていることを教えていただいた。
市によると、空き店舗に移転する場合、土地と建物の取得費用と改装費で約15億円かかるが、新築した場合と比べ、3分の1になる。現庁舎の扱いについては、白紙状態だが、賃貸することで家賃収入を得ることも考えているという。
民間企業同士なら当たり前に行われていることだ。こういう流動性が、官民の双方向で起きていかないと、地域ファシリティの最適利用はできない。とりわけ地方都市においては、公共セクターは地域最大のファシリティホルダーであることが多いから、なおさらだ。
場所はここ。市役所とSCとは直線距離で1kmちょっとというところか。上記記事の写真で見る限り。ただのビッグボックスではなくて、塔などのあるポストモダーンでファンシーな建物。