をなめらかにしたい件。
やりたいのは4画面にまたがる大きなムービーの再生である。2画面出せるボードを2枚積んで,2画面×2セットで4画面出力可能がPowerMacG5がある。
前述のように1枚のボードから2画面出ているのだが,この2画面にムービーのウィンドウがおさまっている間は,スムースに再生できるし,アクティビティモニタでみるCPUの負荷も大したことはない。
しかし,2枚のグラフィックボードにまたがるウィンドウでムービーを再生しようとするとダメ。カチカチに堅くなる。CPUもビンビンだ。
特定のムービー・ファイルだからダメということではなくて,たとえばiTunesのビジュアルエフェクトなんかも,ボードをまたがる位置にウィンドウを置くと途端にカチカチとなる。
あらかじめソフトウェア的に2画面分ずつ(ボード一枚分ずつ)に分割したムービーを用意したうえで,同期させて再生するのがよいのだろうか。
Win用には4画面を一気に出力できるボードもあるようなので,ハードを替えるという手もあるか。
このPX6600を使っている,または動作しているを見たことのある方,おられませんか?
悩ましい。
追記:2006.6.2
なんと,QuickTimePlayerではできなかったが,Directorに貼付けたムービーは,4画面にまたがる1ウィンドウでもスムースに再生できた。QTPだと特定のCPUに負荷が集中してしまうのだが,Directorだと4つのCPUでまんべんなく負荷を処理しているようだ。一番シンプルだと思っていたQTPが実は複雑で,なまじ処理をGPUに分担させようとして難しくなっているのかもしれない。その点,"野蛮"なdirectorの処理が,4CPUの力技で乗り切る我々のスタイルにマッチしているということだろうか。
とまれ,これで4画面同期の問題は解決。
お知恵をお寄せくださったみなさま,ありがとうございました。
コメント (4)
QuickTimeを捨ててみるとか。VLCやmplayerなど。
投稿者: もとなが | 2006年05月22日 00:08
日時: 2006年05月22日 00:08
Quartz 2D Extremeをオンにしてみるとか。
PCIExへの挿し方を順列組み合わせ的に変えてみるとか。
そんなデカイH264はさすがにデコードの負荷がキツいかもしれないので、低負荷のエンコードに変えてみるとか。
投稿者: もとなが | 2006年05月22日 16:04
日時: 2006年05月22日 16:04
Quartz 2D Extremeは、挙動不審になってダメみたい。早くもならず。VLCも効果なしでした。
ほかには何があるかねえ?
投稿者: もとえ | 2006年05月24日 03:27
日時: 2006年05月24日 03:27
んー、いままで出た全ての方法を組み合わせ総当たりしてもダメなら、あとは分割再生くらいしか手はないかも。それでうまくいくのかどうかわかりませんけど。でもそもそもVGA x 4がそんなにキツいとは思えないですよねえ。なんでだろ。
PX6600 Duo、秋葉原に行ったのでPCパーツ屋で見てみました。デモはしてませんでした。というか、すでに型落ちで在庫限り処分品になりつつあるような気配が…。他にGPU x 2のカードは見当たりませんでした。
投稿者: もとなが | 2006年05月26日 20:24
日時: 2006年05月26日 20:24