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東北歴史博物館で馬頭琴を聞いた

東北歴史博物館に出かけ,アナンディン・バヤラトさんによる馬頭琴の演奏会を聞く。博物館の庭の調整池に浮かべられた水上舞台。PAがあまりよくなくて,音響には不満が残るものの,200名ほど?の来場者とともに,しみじみと聞く。重ねた茶碗を頭に載せて,それを落とさないように踊るというおめでたいときの踊りもあった。

馬頭琴というのは,絵本の『スーホの白い馬』で最後につくられる楽器。今でも馬の頭の飾りはついているが,馬の骨や皮でつくったりはもうしておらず。普通の弦楽器のように木製だそうだ。腿に載せて小さなチェロのように弓で弾く。二弦で,左手の指で,上から押さえるのではなく横から押し出すようにして弾くのが特徴だそうだが,舞台が遠く,手元はよく確かめることができなかった。

この演奏会は,「特別展示概要 シルクロードの国宝 中国★美の十字路展」の関連企画。ヨーロッパで言えばマニエリスムのそれのように見える非常にダイナミックな造形の駱駝の彫刻などあって,楽しめた。

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2006年05月14日 20:21に投稿されたエントリーのページです。

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