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2006年11月 アーカイブ

2006年11月01日

インタラクションデザイン, 2006.10.31

先週のブレストの練習に続いて,今週はブレインライティング。またの名を「沈黙のブレスト」。
Interactiondesign05

ブレインライティングの進行は以下のようにした。

  1. 6人組に分かれる。
  2. 3×6マスの用紙の上の欄にテーマを書く。
  3. 5分間で3つのアイデアを書き込む。
  4. 時間になったら書くのをやめ,用紙を次の人にまわす。
  5. 前に書いてあるアイデアを参照しながら,5分間で3つのアイデアをさらに書き込む。
  6. 一巡して用紙が埋まったら次の人にまわして,ブレインライティング終了。
  7. 6人×3個×6行=108個のアイデアが得られる。

これを無言でやる。誰も一言も発さないまま「対話」が進行する。

ブレインライティングのやりかたについては下記のページに詳しい。
政策作成マニュアル−3 政策案の創案">政策作成マニュアル−3 政策案の創案
Mycoted, Creativity & Innovation in Science & Technology

ひとまわししたのち,先週のブレストとブレインライティングの違いについて感想を書いてもらった。両者の違いははっきりと実感されているようで,どちらが好きか,自分にむいていると感じるか,人によってきっちり分かれる。

アイデアを出すってのは,スポーツのようなところがある。方法を意識して繰り返し練習をすることで,「アイデアの出やすいからだ」をつくっていけるのではないか。

来週11月7日は休講。
次回は11月14日です。

工作とカスタマイズ

MORI LOG ACADEMY: 工作とは:
工作とは、破壊が伴う行為であり、不可逆的なものである。作るために、なにかを壊す。たとえば、穴を開けたり、切ったり削ったり、溶かしたりする。もう、元には戻せない。だからこそ、この一線を越えて、自分だけのものになるのである。レゴなどのブロックは工作ではない。ミニ四駆でも、買ってきたパーツをネジ止めしただけでは工作ではない。同じ状態が誰でも再現でき、また元に戻せるからだ。一方、部品を削ったり、接着(一種の融解)すれば、そこにその人の技術が現れ、オリジナルなものになるし、既に部品は消耗し、新品ではなくなる。

森はこの文脈で「パソコンは自作できません」という。不可逆的な「工作」の対概念は,もとにもどせる「カスタマイズ」だ。

だけど,迷いに迷ったあげく,なけなしのお小遣いで新しいパーツを買って愛車に組み付けるとき,そのミニ四駆だけを見れば「カスタマイズ」だけれど,その子の世界は確実に少し壊れていて,もう元には戻らない。

学習/教育は不可逆な「工作」のプロセスであって「カスタマイズ」ではありえない。知らなかったことにはできない。

お気楽な「カスタマイズ」のつもりだったけど,それは不可逆な「工作」だったんだってことを思い知らされているんじゃないか。

2006年11月03日

景観開花。

土木デザインのアイデアコンペ,「景観開花。」の審査会に審査員として参加。篠原修委員長のほか,デザイナーの伊藤登さん,小野寺康さんが審査員。

テーマは「川」。

最終選考に残った5組のプレゼンテーションを聞く。
いずれも建築系か土木系の学生。5分間の限られた時間であったが,画面の作り込みと発表の組立は非常にクリアで感心した。質疑応答は場数の問題なので,質問の形をした審査員のトスを,正しくスパイクできるようになるためには,今後一層の修練が必要だろう。

優勝したのは京都工芸繊維大の森岡俊介さん。京都に秀吉がつくった土盛りによる都市城壁「御土居(おどい)」と隣接する紙屋川とを結ぶ温泉場の計画。歴史的問題から社会的問題までバランスよく視野を広げ,様々なスケールで密度高くつくられた作品。

次席は早稲田の坂井遼さんほか。洪水をたびたび引き起こす東京中野の妙正寺川。その旧水路が現在は宅地となっているのを,保水・透水機能をもった横丁とし,近隣のためのコミュニティスペースとする計画。ひとつひとつは弱いミクロな技術を,しかし分散的にあちこちに配置することで全体の問題解決にあたろうという現代的なテクニカルアプローチ。細部の作り込みに難があり,一等は逃したものの,たとえばすぐれた造形デザイナーと協働することで,化ける提案になりうるのではないかと思われた。

その他,両国国技館の前に船着き場をつくる案,バンコクの河岸に浸水許容領域をとった水上住宅地の計画,鴨川に人が乗れる行灯をうかべる案など。

佳作の鴨川の計画は仙台の学生によるものだったのだが,京都の森岡さんは,これは他所者ならでは提案だという。京都にいたら,鴨川の川床のところにこんな提案をしたら,たとえコンペでも「おまえは鴨川がわかってない」とかいってあちこちからボコボコにされますよ!というのである。京都のなかには,京都的でない=現状はよくない=手を付けていい部分と,京都的で良いもので,ゆえに手を付けてはいけない部分が,はっきりあるのだそうだ。

続いて,広瀬川や都市の未来の水辺を考えるシンポジウム。

広瀬川は段丘によって市街地と落差が大きいがゆえに,手付かずに保たれてきた。川越しの町並みが絵はがきになるような都市景観の名所は広瀬川にはないのだが,このワイルドな河原が市街地に隣接していて,いきなり別天地になっているという関係性のありかたにおいて広瀬川の景観はユニークである。など。


2006年11月05日

MediaFire

Free File Hosting Made Simple - MediaFire

Macでも使えるファイル転送サービス。
無料,ファイルサイズ無制限,アカウント不要。
英語だけど超シンプルだから迷うことはない。
ただし,まだベータ。

yousenditを愛用してきたけど,これはかなりいい感じ。
Safariだとダメみたい。FirefoxならOK。

2006年11月06日

新しい千葉県ロゴ

Kana-1

新しい千葉県ロゴの作成について:
様々な魅力を持ちながらも、県全体としては垢抜けないなどと言われることもあった千葉県のイメージの一新を目指して、統一的に活用する新しいロゴを作成しました。
 新しいロゴは、多様な魅力が集約した“ちば”の文字を使って「洗練」されたデザインとしました。
 今後、PRポスターや各種広報刊行物などにロゴを活用し、千葉県を全国に発信します。

グラフィックデザイナーは仲條正義。ぐはぁ。

えー,こういう風に組み合わせて使うようです。
Mark
千葉ブランド水産物の認定及び認定マークの決定

2006年11月07日

趣味のインターネット地図ウォッチ

−−ご趣味は?

−−地図です。

趣味のインターネット地図ウォッチ

なくせないリモコン

200611071736
$35ですってよ。
Brookstone: Super-Sized TV Remote

やわらかいといいのにな。

via なくさないリモコン - Engadget Japanese

修士論文の中間審査

発表をずっと聞く。
誰も彼も発表がよくなかった。

みな,どんな方法でどんな結果を得ているかばかりを延々と話している。それは必要なことだけど,教授団が雁首揃える中間審査ってのは,普段の継続的な研究指導とは違う機会なのだから,もっと基本的なことをきちんと共有することが必要だ。

何に驚いて,何がおもしろくて,何を知りたいと思っているのか。

いろんな言葉で説明を求めたけれど,結局わかりたいのはそこのところだ。
それを共有できないと,どんなに詳細な話をされても全然意味がわからないんだから。

質疑の際の表情を見ていると,わかってもらえてないってことがわかっていないようだった。

それはまずかろう。発表はインタラクションなのだから。

# 講義も同じだよなあ……ガンバリマアス

Performancing for Firefox

Performancing for Firefox
ブログのエントリを書くためのプラグイン
ウィンドウの下半分がエディタになる。
さっそく試しているところ。

powered by performancing firefox

2006年11月08日

Wiiのリモコンみたいな電話

CMでずいぶん流れるようになったけど,まだ予約できないWii。

あのCMを見るたびに,あのリモコンの機能は,ケータイにこそ実装されるべきだと思う。
そしたらケータイは,SCLの暦本さんのいう「箸」のようなデバイスとして使えるようになるはずだ。

それを使う所作を,ゲームを超えて,どれほど豊かに構想することができるだろうか。

↓付録DVDのインタビュービデオがなかなかおもしろい。


Bill Moggridge『Designing Interactions』


2006年11月09日

マニュエル・タルディッツ講演会

Tardits Lecture Poster

11月9日午後3時から、東北大学建築学科でマニュエル・タルディッツ氏のレクチャを行います。入場無料。多くの学生さんの来場をお待ちしております。

追記:聴講。
小さなテーブルから巨大な建築まで,幅広く仕事を紹介。
「ブリコラージュにスケールは関係ない」「鎌倉は別世界というより別の時代」「作品には結果的になるのであって,わざわざそうなるようにすることはない」「実験的であることを重視している。実験のねらいをしぼりこむことが大切」「小さなジェスチュアで大きな効果を得たい」「住宅はドメスティックな希望の集積」などなど。みかんぐみのコンセプトをタルディッツさんらしいジョークを織り交ぜながら語った。
「かたくななスタイルはもたない」というのだけれど,あきらかに一貫性がある。それを支えているのは,独特のユーモアのセンスかもしれない。

創造工学研修, 2006.11.9

ケヴィン・リンチの『都市のイメージ』に準拠して,仙台のイメージマップを描いてみた。

14枚のイメージマップが手に入ったので,来週はこれらを見ながら,仙台のパブリックイメージについて議論する。

2006年11月13日

むつ市,SCへの市役所移転案を可決

むつ市の市庁舎をつぶれたSCに移転するという計画,「空き大型店舗への市庁舎移転に修正動議可決」でダメかと思っていたら……急転直下!

Yahoo!ニュース - 毎日新聞 - むつ市の庁舎移転計画:市議会、市役所移転案を可決 SC破産管財人と交渉へ /青森  むつ市本庁舎の旧ショッピングセンター(SC)への移転問題で、同市議会臨時会は10月31日、深夜に及ぶ審議の末、土地・建物取得費9億5000万円を盛り込んだ今年度一般会計補正予算案(移転案)を賛成32、反対26の6票差で可決した。2度目の提案でようやく移転が認められたことで、市は今後、SCの破産管財人との最終交渉や改修に向けてた準備に着手する。

十和田でも同様の動きが来ている。


十和田市が既存の図書館や老人福祉センターなど六施設を統合する構想を進めている複合型施設「教育・福祉総合プラザ(仮称)」の建設候補地として、同市の十和田観光電鉄が二〇〇七年三月末に直営スーパーを閉店すると発表したショッピンセンター(SC)「とうてつ駅ビル店」が新たに浮上してきた。六日の市議会議員全員協議会で「候補地の一つに検討するべき」と一部議員が理事者に提案したもので、十鉄側も公共施設入居に前向き。実現すれば市役所の旧SCへの移転が決まったむつ市に次ぐケースとなりそうだ。

これからは,こういう仕事をあざやかにやってのける建築デザインの手法が求められていく。

モスクワの渋滞がすごすぎる件について

200611131953
English Russia » Moscow Traffic, Nowadays

いい写真ですなあ。

via モスクワの道路は朝から晩まで大渋滞 - GIGAZINE

Uffizi と office と workplace

「オフィス」の語源を調べていたら,こんな記事をみつけた。

ウフィツィ美術館(Galleria degli Uffizi)は、世界及びイタリアでも最も貴重な作品が保存されている美術館の一つです。「オフィス"office"」という単語もこの「ウフィツィ"uffizi"=メディチ家の仕事場」が語源となっています。

フィレンツェの美術館・博物館

これは順番が逆だろう。

手元の英英辞書によれば, office の語源はラテン語から古フランス語経由の「仕事 opus」 +「する facere」のようである。

また,[アモーレイタリア語辞書]によれば,伊語の ufficio が 英語の office に相当するもので, uffizio (ufficioの古形)だとカトリックの「聖務日課、時課祈祷式」を意味するようだ。

だから,フィレンツェの「ウフィツィ美術館」は,「メディチ家のオフィス」だった建物を美術館にしたので,「オフィス美術館」という名前になったってことなんでしょう。

ところで,office という言葉が「事務所」という意味で一般的に使われるようになったのは,産業革命期のことであるらしい。工場が大規模化し,事務管理部門が独立した空間となっていったとき,その空間が office と呼ばれるようになった。

19世紀においても,工場は factory ではなく mill と呼ばれることが一般的であったようだ(五十嵐)。水力を動力源としていた mill が,蒸気機関を動力とするようになり,立地が自由になると同時に大規模化していく。それが factory である。そして facotry の登場と期を一にして,office が誕生した。

農業用の建物と弁別されない mill から工業に特化したビルディングタイプである factory への変化が,物品生産機能の住宅からの離脱であるのと同時に,office の登場は事務管理機能の住宅からの離脱であるといえる。

office は factory とセットの概念なのだ。

ところで,近年では「オフィスからワークプレイスへ」と言い換えることが多くなってきた。
「オフィス」は固定的な仕事場を感じさせる言葉なので,モバイル環境などもふくめてより広い意味でとらえなおした「仕事の場」を「ワークプレイス」と呼ぶのだという説明がされることが多い。

その説明だと,ワークプレイスはオフィスを包含するより大きな概念だということになるのだが,ちょっとそれは違うのではないか。

両者は重なりつつずれている。そのズレをもっとちゃんと検討しておく必要がある。place と work を吟味しなくてはいけない。

参考文献
五十嵐太郎+大川信行『ビルディングタイプの解剖学』王国社,2002

Bio Mapping - Christian Nold

Bio Mapping - Christian Nold:
The Bio Mapping tool allows the wearer to record their Galvanic Skin Response (GSR), which is a simple indicator of emotional arousal in conjunction with their geographical location. This can be used to plot a map that highlights point of high and low arousal. By sharing this data we can construct maps that visualise where we as a community feel stressed and excited.

嘘発見器なんかで使う皮膚の電気反応の変化を,街を歩きながら測定し,GPSの位置情報とリンクして地図にするグラウンディング系プロジェクト。

via COULD:感覚マッピング

2006年11月14日

インタラクションデザイン,2006.11.14

Interactiondesign06-1

ユーザビリティを評価するための諸概念。

宿題あり。12月12日までに所定のアドレスにメールで提出のこと。内容は上記ハンドアウトで。

海外出張のためしばらく休講が続きます。
次回は12月19日です。

2006年11月15日

Web2.0 Creative Forum

仙台市主催のフォーラムのお知らせ。
チラシは地味だが講師陣はかなり豪華。無料。
全体のモデレータは渡辺保志さん。

いまさらWeb2.0かよ…とか知ったふうなことは言わずに出掛けるべし。
看板はともかく,デザインの枠組みの変動は否応ない事実であって,その実践が問題になのだから。

俺は行けないけど…むぅう。

Web2.0 Creative Forum

クリエイティブ・クラスター・コンソーシアム設立に関する取り組みの一環として,『Web2.0 Creative Forum』を開催いたします。

日時 平成18年11月30日(木) 13:00〜17:15
場所 せんだいメディアテーク1F オープンスクエア

2006年11月16日

創造工学研修, 2006.11.16

仙台イメージマップの分析
Map05

次回は12月14日です。

2006年11月17日

GoogleEarth Rumsey Historical Maps

Mac版GEでも,コンパネの言語環境で英語を優先にすれば見られますぞ。

Picture 2

2006年11月19日

建もの探訪?

この映像の作者のホームページ「荻窪東宝」には,「世界の車窓から」やオリジナル「ウルトラQ」などがあり驚愕。すばらしい。

via たけくまメモ : 最近笑った動画

2006年11月21日

ハウスレクチャ 八束はじめ氏+年末スペシャル2006

ハウスレクチャ年末スペシャル速報です。

Houserecture061222+

12月22日(金)19時から(開場は18時30分)
スペシャルゲスト:八束はじめ氏によるレクチャ
「思想としての日本近代建築」、芝浦工業大学教授、建築家・建築評論家

レクチャの後は恒例の阿部・小野田・五十嵐・本江・槻橋・中田・八束各氏による2006年の建築シーンの総括トーク。

会場:卸町の阿部仁史アトリエ。
参加費:1000円。
参加希望の方は12月18日までメールでお申し込みください。

CET06

今年もCETがはじまります。

CET06: CET06:
イベントは年々大きくなっていったが、2006年一気に規模を縮小。イベントを付随的なものとして位置づけなおし、オフィス、ショップ、ギャラリー、アトリエ等々の開拓に重点をシフト。継続的活動のためのネットワークを構築する時期に入っている。

こういう視点,非常に重要ですね。

2006年11月22日

David Rumsey Historical Map Collection

David Rumsey Historical Map Collection

GEの歴史地図のもとになっているコレクション。
見切れません。

SFC-ORFの「ここHOREアキバ」

今日の夕方のSFC OPEN RESEARCH FORUM 2006の「ここHOREアキバ」のパネルディスカッションに参加します。丸の内の三菱ビルにて。

このイベント全体の公式サイト,非常に見にくいんですけど…
個別行事のページへのリンクもできないしさ。

2006年11月23日

妹島和世さんの講演会@東北芸術工科大学 12/2

告知です。
詳細はリンク先から。

妹島さんポスター

東北芸術工科大学 建築・環境デザイン学科 | トピックス:


下記の日程で公開講座「新・環境的未来型」妹島和世氏講演会を開催致します。

●公開講座「新・環境的未来型」妹島和世氏講演会
開催日時:平成18年12月2日(土) 16:00-18:00
会  場:東北芸術工科大学本館410講義室
参 加 料:一般1,000円(本学教職員無料)、学生500円(本学学生無料、高校生以下無料)
主  催:東北芸術工科大学デザイン工学部建築・環境デザイン学科

【お申し込み】※学外の方はお申し込みが必要です。


ヘリテージング100選

ヘリテージング100選:「丸の内かいわい」など選出−ヘリテージング100選:MSN毎日インタラクティブ:
毎日新聞創刊135年を記念して、全国から募集した2006年「ヘリテージング100選」に東京「丸の内かいわい」などを16日選出しました。「ヘリテージング」は、明治、大正、昭和(戦前)に建造された日本各地の「近代遺産(ヘリテージ)」を観光の対象として楽しむ新しいレジャーの提案です。

「ヘリテージング」とはまたすごい名前つけたもんだな。

宮城からは「旧登米高等尋常小学校校舎」と「野蒜築港事業関連遺構」。
「銀座・日本橋かいわい」はあるけど,その中に日本橋そのものは入ってないみたい。

全体の一覧リスト:ヘリテージング100選:MSN毎日インタラクティブ

写真の一覧(リストからはリンクされてません):ヘリテージング100選:MSN毎日インタラクティブ

webページの連携がとれてないのはなんとかしたほうがいいのでは。

2006年11月26日

国際建築ワークショップ NaNoCity 開幕

国際建築ワークショップのためにフランスのモンペリエに来ています。
いよいよ開幕。初日は全体説明会と,それぞれが自国でやってきた作品のプレゼンテーション。学生は全部で89名という大所帯。

明日は現地を見に行きます。

写真はflickrで

2006年11月27日

PlaceEngine

【レポート】PlaceEngineは「位置情報2.0」 - 位置情報とLifelogの可能性 (MYCOMジャーナル)

美咲さんによる記事。まずメモ。

現地見学, NANO City

200611270624

雲は厚く,時折小雨もぱらつく中,市長のニコラさんの案内でヴィルヌベッテを見学。
日曜とあって,近郊から訪れたお客さんたちでホテルのレストランは混雑していた。が,これも日曜だけのことのようだ。

写真や地形データだけで見ていたのより,空間は細かく分節されている印象。様々な段差,塀,植え込みなどによる。市庁舎前の広場などは,川に向かって開かれたウォータフロント風のものを想像していたのだが,音はすれども水面は望めない様子だった。

こうした歴史のある地区の不動産価値は上がっているようで,売りに出ていたアパートは50万ユーロぐらいするそうだ。

旧工場はかなり傷んでおり,危険なので建物内には入れない状態。解体しないと使い物にはならないだろうな。

その他の写真はflickrで

2006年11月29日

ペルソナデザインドットネット

ペルソナデザインドットネット

「ペルソナ」を大看板にしたマーケティング支援サービス。
ペルソナの説明が詳しくなされているので,参考まで。

via Information Design?!: ペルソナデザインドットネット

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