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4D2U Project

4D2U Project Website:

国立天文台の4次元デジタル宇宙プロジェクト。
ダークマターから宇宙が生成されていく「宇宙の大規模構造」のシミュレーションとか。すげー。

我が身のささやかさを思い知る秋の夜更けだ。

解説文によれば,「天文学者に現実には得難い3次元の視点を提供し,研究に役立ててもらう」ことが第一の目的とされていて,「最近の大規模3次元シミュレーションでは,計算結果を直感的に理解するために自在な3次元的視点が不可欠になってきてい」るからということらしい。

Google Earthは,鳥ないし航空機のパイロットの視点ということで,なんとなく身体的に地続きに了解可能なのだけれど,この4D2Uプロジェクトなんかの,たとえば先も挙げた「宇宙の大規模構造」生成を見つめている目,「月の生成」を立体視している目って,誰のどんな視点なのだろうか。

それは神の視点だ,てなことをいいたいわけじゃない。
理屈ではわかるんだ,もちろん,そういう視点ってのを理論的にシミュレートすることが可能なんだってことは。ただ,すごいなあと感じると同時に,なんとも座りの悪い感触があるのだ,少なくとも私には。

すっとその視点に立てるもんなのかな,天文学者って。

なんだか「宇宙」が小さくなってしまったように感じて,それで違和感があるのかな。中に入ったときに,自分が大きくなったような感じがするのがよい空間だと,槇さんが言ってたのを思い出す。パソコンの画面を覗き込んでるのがいけないってこともあるだろう。

コメント (1)

MITAKAのデモのとき、天文学者も、正直よく分からんみたいなこと言ってましたよ。「すっ」と立ってる訳ではなさそうでした。

絶対暗い部屋でプロジェクタで見る事をお勧めします。
137億光年先から一気に地球に戻ると確実に泣けます。ああ、沖田艦長が言ってた「何もかも皆懐かしい」ってことことかーって。いやマジで。
あの旅も137億光年に比べたら散歩くらいのものですけど。

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2005年10月23日 00:06に投稿されたエントリーのページです。

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