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測位・空間情報基本法

ITmediaビジネスモバイル:自民党圧勝で、高精度GPSケータイが実現する!?

自民党は政権公約「国家基盤としての衛星測位の確立と骨格的空間情報の整備:衛星測位の精度と信頼性を国家が保証できる体制を構築し、骨格的空間情報の標準化と整備促進のための「測位・空間情報基本法」を次期通常国会に提出する」としていた。前に書いた準天頂衛星のことだ。これが可決するだろうという話。

「あっち側」と「こっち側」を位置情報を軸にあらためて接続するための動き。まだ二桁メートルの世界だが,いずれセンチメートル単位のRFID的なスケールシームレスになっていくんだろう。

ところで,公約にある「骨格的空間情報」ってなんかスゲー字面だ。
俺の扱ってんのはまるっきり「皮相的空間情報」なのだと知る。
ま,骨のほうは任せるんでよろしく。

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このように,膨張しまくりの「あっち側」が「こっち側」に改めて着陸しようとする一方,「こっち側」はこっち側で形式知と暗黙知の間にもう一枚壁があるじゃんって話をこの間したんだなんだということが,また今わかる。勢いで話してしまえば,その意味が,あとでだんだんわかってくるものである。だから,講義ではまだよくわからないことをしゃべるのがいいのだ。

ただ,時々こういう空間的メタファでとらえるアプローチはまるっきりダメなんじゃないかと思うこともあるのよね。

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が自民党の部会で了承され,今国会に提出される模様。(建設通信新聞 2006年6月... [詳しくはこちら]

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2005年09月23日 17:41に投稿されたエントリーのページです。

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