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IC CARD WORLD:児童の改札機通過情報、ピタパ使い配信実験——阪急など、保護者の携帯に。
ピタパは関西私鉄系のICカード乗車券。塾や学校に通う子供が改札を通ると保護者の携帯メールに通知が届く。行き帰り乗り降りで一日計4回の改札通過が通知される。阪急電鉄、能勢電鉄、京阪電気鉄道が実験開始。早期実用化をめざす。鉄道業界初。
「もう塾を出たはずの時間やのに,まだ電車に乗ってへんやないけ。きっとゲーセンで遊んでけつかんねん。電話したろ」
ピポパ
「こらぁ,油うっとらんと早よ帰ってこんか,あほんだら」
……と言いたいが,当然,子供は着信しても電話に出まい。電源を切るかもしれない。そこまでの勇気のない子供は,漠然とした不快感を感じながらも,早く電車に乗らなきゃまた怒られる,と思いながら,毎日通学するようになる。
帰りが遅かったとき,家で叱るのではなぜ不足なのか。そして,本当に子供が誘拐されたときに,このシステムは有効に機能するのか? どんなふうに?
誰にどんなメリットがあるのかさっぱりわからん。
誰かちゃんと説明してくれないかな。
「おさいふケータイ」も同様ですけど,匿名でも利用できたピタパに,個人を特定する情報が接続されるのがイヤな感じ。リスクをヘッジしたつもりで,また新しいリスクが生まれてしまう。これを不信の連鎖といい,リスクの増殖というのではないのか。
みまもりほっとラインとこれとの間にはどんな違いがあるか?