ウィ−クリーマンションのツカサが構想を発表しているテーマパーク。
「夕焼けの詩—三丁目の夕日 」で「映画 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲 」で「お早よう 」の世界。(微妙に年代はずれているけれども。)
例えば、お年寄りには日がな1日縁側に座ってもらい、来園した子供達のために竹とんぼを作ってもらう。子どもたちにはベーゴマやゴム段とびで遊んでもらう。公園には紙芝居のおじさんがいて、子ども達が集まっている。道路にはチンチン電車が走っている。まずは、この村に住む人を「雇う」。お年寄り、定年退職をした人、身よりのない人、親から見捨てられてしまった子どもたちなどを「住人」という社員の形で雇うのだ。彼らには村に住人役として住んでもらうわけだから、当然、家賃はタダである。その代わり、「住人」たちには昭和30年代当時のままの姿、暮らし方をしてもらう。昭和30年代の日本を再現したような村を、ひとつの自治体として作り上げる。
すげー。そこに暮らすことが仕事。仕事を終えても帰ることができない。まさに永遠の夕焼け。
実は、横浜にあるラーメン博物館のコンセプトも昭和30年代だったりして、この時代への回帰は少なからずとも支持を得ているようだ。
過去はいつの時代も黄金時代として回想されるものではある。とりわけ,この時代に甘美な思い出を持ちながら,同時に現代が辛酸だと感じている人口がものすごく多いからだろう。
これから50年たって,「平成10年代タウン計画」が構想されるとき,世界はどんなになってるんだろか。
コメント (1)
遠野に似たコンセプトのテーマパークのようなものがあります。
遠野市近郊にあったかやぶき屋根の家を保存を兼ねて一カ所にまとめ、
地域のお年寄りたちに昼間来てもらい、電気のなかった頃の
暮らしをしてもらうというものです。
そのまま人が住んだりはしていませんが、立ち寄った人が
かやぶきの家を覗くとおばあちゃんが座っていて、「あがらいん」
の誘いに乗るとひたすらお茶のみ話の相手をすることになります。
これが好評で、おばちゃんに会いに首都圏から何度も訪れる人も
いるそうです。
投稿者: あねは | 2005年08月07日 21:08
日時: 2005年08月07日 21:08