ITmediaビジネスモバイル:FeliCaで街をブックマーク──TOWNPOCKET
店頭におかれた端末にiモードFelicaの端末をかざすと店舗から情報が送られてくる。これだけだとQRコードでもよかろうって話なんだが,ケータイから店舗側に情報が行くところが違う。
その店とどの程度付き合うか、そのレベルを自分で選べるのがポイントだ。Bookmarkではユーザーの情報が店舗に送られることはない。Nicknameではメールアドレスとニックネームを、Memberは電話番号などの個人情報も店舗に知らせることになる。
これまでおサイフケータイは主に決済や会員証システムで利用されてきた。しかしTOWNPOCKETの場合は、客がその店を利用するよりも前や、会員になるほどではないというシーンでも、店舗と客を結びつけられるところが新しい。
「街をブックマークする」がコンセプトらしい。ま,それぞれのユーザからはそう見えるのかもしれないが,むしろ,蜂を集めるために,花粉のまわりに甘い蜜を分泌するように進化した花弁植物のイメージが浮かんでしまう。
モバイル端末を使う商用サービスは,かなりの部分この「花と蜂」のメタファで語れてしまうのではないか。
どうも,蜜が足らない花が多い。
要するに蜂はなめられてんだよなー。
だから受粉もおきないんだと思うぞ。