これは久々にすげー面白いソフト。画像やテキストをコミックの形式に追い込む。かなりデタラメにつくっても,ちゃんとアメコミ風になる。げにおそるべしフォーマットの力。
OS Xの標準的インタフェイス。OmniGraffleを使えるなら,すぐに理解できる。操作してるときに絶妙の音がするのもいい。ユーザの操作へのサウンドによるフィードバックというわけだ。KidPixを思い出させるが,あんなに子供っぽくはない。画像を縮めるときのキュゥゥという音が切ない。
iPhotoと連動して使うのを前提としているようだ。適当なアルバムを指定してQuick Comic...を使えば,自動的にそれっぽくレイアウトされる。少々トリミングなんかを修正して,吹き出しにセリフを書き足してやれば,おすましなデザインばかりのiPhotoのブックでは真似できない,楽しげな印刷物を作れるだろう。
これ使ってワークショップをやってみたくなってきた。確かにおもしろいことができそうですね。
ただ,わたしのPBG4-867MHzではカナーリ重い。
つい Core Image対応機に目がいくようになる,そういうアプリ。
コメント (2)
かつてのコミックチャットも衝撃的でしたけど、これも来てますねー。
HTMLやQuickTimeにも一発で書き出してくれるし、さらに.Macなら何にも考えなくても良さそう。素晴らしい。
LiFE with PhotoCinemaとかもそうですけど、勝手に生成されるに任せている分にはいいけど、何か表現に拘泥すると負けみたいな。オートマチックに任せて「あー」って連れていかれるのが快感と言うか。
いっそフキダシも適当な大きさと派手さとタイミングとセリフで決め打ちで入れてくれればいいのに。
現行PowerBookは全機Core Image対応なんでしょうか?
投稿者: もとなが | 2005年05月19日 03:50
日時: 2005年05月19日 03:50
たぶん,他人がComic lifeでつくったものって,結婚式のビデオみたいなもんで,見せられても面白くもなんともないでしょうね(笑)
LiFE with PhotoCinemaにしても,Comic life にしても,作業そのもののおもしろさが大事。おお,そう来たかあ,という楽しさを提供している。「おまかせの快感」がありますね。
だからこそ,どっかで見たことある感じ,が求められる。アメコミにせよ,映画の予告編にせよ,なじみのある強力なフォーマットが下敷きにされているのはそのせいでしょう。ある意味コスプレの快感に近いのかも。マニエリスムですな。
もちろん素からつくり込んで,見たことがないものをみてみたい創造者のためには,そういうためのツールがあるわけですが。
投稿者: もとえ | 2005年05月19日 10:39
日時: 2005年05月19日 10:39