PICSY blogで,神経接続(Brain Computer Interface)についてまとめたエントリーが出ている。
BCIとは,要するに神経とコンピュータを直結しようという技術。『ニューロマンサー』だな。今やこれがSFから科学,ビジネスへと急展開しているという。
ドッベル・ビジョンは外部の情報を脳に入れる技術の先駆けだが,今ではインプットだけでなくアウトプットもやるようになっている。Duke UniversityのNicolelis Labによる猿がロボット・アームを動かす実験が有名。こんなイメージだ。
身体を経由しない情報のやりとりが行われるBCIは,建造環境へのインパクトが極めて大きい。いろんなことの前提がガラッと変わってしまう可能性がある。情報技術時代の身体と環境のデザインについて考えるのならば,直視してフォローしておかねばならない技術だろうな。