すべての大学と研究所において一般的な疑問であるところの,「なぜ教授は自分では何もしていないのように見えるのか」という問いに答える記事。
いやなブログ: 研究と研究マネジメント:
(若手Bに対して,給与の高い分成果も求められる教授Aには)研究予算の獲得や研究プロジェクトの運営といった仕事が不可欠である。このような仕事にはこれまでの経験や実績、人脈が多いに役立つ。 B が Aに対してアドバンテージを発揮できるのはこのような研究マネジメントと呼ばれる仕事である。まとめると、教授という立場にもなれば、自分一人の研究よりも研究室全体、あるいは研究コミュニティ全体で成果を出すことに注力する方が重要になってくる。これが最初の疑問が解消されたひとつの理由である。
もうひとつの答えは,ほんとうに何もしていないから,である。