慶応SFC安村研の「家展」がはじまり,展示内容が公開されている。
どれもすごくイイ!
「記憶する服」は特に好きだな。どうやって実装するのかわからないけど。
ただ,思い出は美化されてこその思い出であるので,問答無用で昔の写真が見えてしまうのは善し悪しかもしれない。映し出された昔の自分のダサさ加減に,鏡に映る現在の自分のくたびれぶりがオーバーレイされて一気に萎えてしまうのではないかと恐れる。おじさんの思い出は輝かしくばかりはないのだ。
だから何か,詩のようなかたちで,象徴的に,美化作用の余地を残すやうに,思い出との関連がうっすらと示唆されるにとどめるのがよいのではないか。あるいはせめてスライドショーの彩度を下げ,やや露出オーバー気味で映すとか。
「借景カケジク」は名前が冗長。「シャケジク」がよい。
「ちらりドア」もいい。
これ,そのまま例の千本カメラに使えそうじゃないですか。>誰となく。
パクるのはいけないので仲間に引き込むとか。
それにしても展覧会を見に行けないのが悔しすぎる。
首都圏の人はぜひ明日見てきてどんなだったか教えて。
コメント (1)
ちらりドアは児玉君なんですね。サンタフェの学会で一緒でした。知り合いだけにパクリにくいなぁ(笑)。
投稿者: naka | 2005年02月09日 02:03
日時: 2005年02月09日 02:03