授業で書かせた学生の小論文をウェブで公開したら,その内容について名誉毀損で教授と大学が提訴されたというお話。不用意に学生のレポートをウェブにのせてはいけないぞと。
「Mayerが学生時代に法学を専攻したこと、商法の教授という立場にあること、さらに問題となっている講義で名誉毀損を教えていることを考慮すると」、Mayerが公開に先立って論文を慎重に読み返さなかったのは間違いなく深刻な過失だ
企業の vanity search 担当のみなさまはご苦労なことです。ほんとに。
ちょっと論点はずれるけど,学内限定で授業の情報を公開するというのも安全策としてはアリなんだろうけど,せっかくならみんなに見てもらえるほうがいいと思うんですよねえ。見る人はそりゃ少ないですよ。でも本当に時々ではあるけど,学外からのポジティブなコンタクトもありますから。
学費を払っていない人に大学の講義情報を提供するのはケシカランという批判が出ることもあるようです。私は直接聞いたことはないですが。たぶん,ハンドアウトと友達のノートのコピーが手に入れば,授業を受けたのと同じだと考えるような,そういう学生生活を送られたんでしょうねえ。
時間を割いても出席する甲斐のある授業をやりたいと思ってはいるんですが……
コメント (1)
「ハンドアウトと友達のノートのコピーが手に入っただけでは、受講とは同じにならない授業」、「時間を割いても出席する甲斐のある授業」のコツは何か、興味があります。
「生徒が参加する」とか「作業をする」というだけでは普通すぎる気もします。オンラインではなく「その場に居る」メリットとはなんでしょうか。
投稿者: gacyapin | 2005年02月04日 22:12
日時: 2005年02月04日 22:12