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オフィスビルのロビーみたいなMoMA

Gabion: Shock of the new, or chill of the morgue? The terminally tasteful new Museum of Modern Art in New York. 1/2:


http://www.hughpearman.com/articles5/moma.html

新MoMAのレポート。写真も多数。谷口節全開。全開なのにシーンとしてます。

MoMaは世界最大の「オフィスビルのロビー」になったという。現代美術の作品大型化への対応もさることながら,現代美術がもはや挑戦的でとんがったものではなく,企業のオフィスを飾る「エントランスロビーのアート」になったのだということをあらためて感じさせるというのである。記事はジョン・アップダイクを引用する。「この新しい建物には目障りなものはまったくない。安っぽいところがない。惜しみなく金を使った感じに息を呑まされる。ここには閉店後の銀行のような魅力がある。」

ビルバオもそうだけど,たしかにオフィスビルのロビーと現代美術館の展示室は今や区別できない。同じ建築家が同じボキャブラリで作っていて,スポンサーが同じで警備会社も同じ,飾られる作品も同じなのだから当然といえば当然か。

simon: みんなで持とう! talby 経由。

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2004年11月25日 05:30に投稿されたエントリーのページです。

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