を読む。
北田暁大『広告都市・東京—その誕生と死』廣済堂出版,廣済堂ライブラリー018,2002
一章が,映画『トゥルーマン・ショー』をネタにした広告論。
二章は,80年代渋谷の話。広告=都市。
三章が,広告=都市が失効したあとの現代の話。
三章が面白い。建築と都市のデザインに関わる人には重い問題提起がある。 答えは書かれていない。
アマゾンの書評で「著者との共通環境(世代、東京への距離感 etc.)が、内容理解および評価にあたってある程度必須になっているような気がしてならない」とあるけど,確かにそうかもしれない。私が東京にいた学生時代が,まさに二章の時期なので,オレ的な壷にピッタリはまるんだけどね。
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投稿者: NY | 2015年08月10日 04:31
日時: 2015年08月10日 04:31