を見つけた。昨年,文庫で再販されていたのだ。訳もいくらか改訂されているらしい。
イタロ・カルヴィーノ『見えない都市 』米川良夫訳,河出文庫,2003
この本は,昔,すっごく探して古本を手に入れた記憶がある。アマゾンなんかなかった頃だ。もちろん文庫ではなくて,『マルコ・ポーロの見えない都市』と訳題されたハードカバーの単行本であった。
文庫もすぐになくなる。見つけたらすぐに手に入れよう。
『見えない都市』が好きなら,同じイタリアの作家アントニオ・タブッキの『インド夜想曲 』もきっと好きになるだろう。