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WhoAt

WhoAt - Meet Someone - Anywhere

「いわゆるロケーションベースのソーシャルネットワーキング」と,もうひとことで言えるようになってしまったのだな。

居場所の更新はメールで自分から更新する。コマンドは2種。


at place name - tell us where you are. If you're looking for a place with many locations (e.g. Starbucks), add the street name to the end, e.g. "Starbucks Fillmore". If this still doesn't work, add on the street address, e.g. "Starbucks 2222 Fillmore".

info place name - find out the address and phone number of a location. Same searching options as at.

こんなメンドくさいことしてまで,「私はここにいます」とお知らせしたいという状況が想像できない。誰がいつ何に使う?
わからないのはソーシャルネットワーキングってのがピンと来てないからかなぁ。

百式: メールコマンド経由.

コメント (3)

いりえ:

「私はここにいます」とお知らせしたいという欲求として、以下のような利用を考えたことがあります。
観光ボランティアが、観光客に向けて、「今日はやってもいい気分です」「今日はいそがしいのでやりたくありません」という状態を、任意につたえるというニーズです。
位置情報も、”ついでに”ついていると便利です。
ニッチですが、応用は効きそうに思います。
こういう利用を考えると、GPS精度が良すぎる事も問題で、ある程度のノイズがあるほうが、情報発信者を守る役割を果たすと思います。

ナビゲッティのサイトを見ると、1年くらい放置されていて、ビジネスがうまくいかなかったようですが、位置情報をマッチングに利用する使い方はなんかありそうだと前からぼんやり考えていますが、どうおもわれますか?

もとえ:

なるほど。
その観光ボランティアのみなさんが発信するやる気&位置情報を見ながら,誰か元締めがタクシーの配車よろしく,「Aさん,金閣寺にフランス人2名様,お願いできますかぁ?」「ごめーん,今無理ぽ」とかいいながらマッチングするわけですね。それはいいかも。個人タクシーの共同配車センターみたいなもんですね。

遣り手婆が街娼のマッチングをやるのにも使えそう。もう使ってるかも。

naka:

iCAMSの実験に参加してくれた安田洋平さんは、グリーンマップ関係のお仕事もされていて、ボランティアの方々に手伝っていただいていたようなんですが、そんな感じの使い方をしてみたい、と言っておられました。

逆に観光客が自分の位置情報と要望を発信して、それに呼応する方がいいのかもしれませんね。明日、哲学の道をドイツ語しゃべりながら歩いてくれる人キボンヌ。とか。
現在の位置情報じゃなくて、未来の位置情報なら、プライバシもちょっと低いかもしれません。

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2004年06月25日 09:31に投稿されたエントリーのページです。

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