Long Life, Loose Fit, Low Energy についてのグループ討議と発表。
FM1_2004_08.pdf
来週6月14日は予告通り休講です。
この講義は413教室で行っているのだが,どうもこの部屋はよくない。部屋の大きさに対して,机と椅子が多すぎるのだ。(椅子の幅が広すぎて机に納まらないという呆れた家具のセレクションにも根本的な問題があるが。)
この日はグループ討議をおこなったので,授業時間の途中で机を動かして島をつくらせた。ところが,部屋が狭くて余裕(=バッファ空間)がないので,机が非常に動かしにくい。結果,変な風に島が分布してしまったために,ファシリテータ役の私が部屋の中を自由に動き回ることができず,ごく限られた通路だけを通ることになってしまった。さらには,ひとつのグループは島を作ることができず,教室を出てラウンジで討議をはじめる始末だった。(ここで外へ出ようと判断したチームの感覚はなかなかに鋭くてよろしいと思う。)
このFMの講義は出席者が少ないが,他の講義ではもっといっぱい受講生がいる。だから机を減らしたりしちゃ困るのかもしれない。しかし,机を回転させるバッファすら無い教室にびっしり学生を詰め込んでの一斉授業のことしか念頭におかずに設計されたのだとすれば,なんと創造性とはかけ離れた環境であろうかと言わざるを得ないなあ。