仙台のハニ・ラシッド,グレッグ・パスカレリ講演会,行ってきました。
ハニ・ラシッドが冗談をグリグリ入れるので,同時通訳の方はちょっと困ってました。オランダの屋根に水を張るパビリオンはよさげだったな。
グレッグの方は,コンピュータのモデリングデータから直接パネルから木取りをし,切り出して組み立てるプラモデルのようなアプローチの仕事をいくつか紹介。ラピッドプロトタイピングを含めマニファクチャリングへの一貫性を問題にしていることを強調しておりました。
同じコロンビア大学にチュミがつくったペーパーレス・スタジオの教官だけど,グレッグは教官になるときに,チュミに「ペーパーレスはそれでいいけど,オブジェクトレスは困る。ラピッドプロトタイピングを必ずやらせろ」と言ったそうだ。
そこらへん,5歳違うだけだけれど,ハニ・ラシッドとグレッグ・パスカレリの「世代」の違い=コンピュータへのスタンスの違いが現れているように思われる。