« 直進しよう | メイン | 20通/日 »

『座右のゲーテ』

を読む。

齋藤孝『座右のゲーテ:壁に突き当たったとき開く本』光文社新書,No.150, 2004

ゲーテってのは偉大であるな。
「宮廷生活は,音楽に似ている。めいめいが,拍子と休止を守らなければならない。
宮廷の人びとは,退屈のあまり死んでしまうにちがいない。もし,彼らが儀式によって時間をつぶすことができなければ。(p132)」

齋藤孝は,ゲーテについてアレコレ語る「近所のしゃべりたがりのおっさん」の役回りにすぎない。もちろん,わかってやっている。ありがとう齋藤さん。

だから本当に読むべきはこっちだ。

ゲーテとの対話 上 岩波文庫 赤 409-1
ゲーテとの対話 中 (2)
ゲーテとの対話 下  岩波文庫 赤 409-3

About

2004年05月26日 03:06に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「直進しよう」です。

次の投稿は「20通/日」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。