を読む。
齋藤孝『座右のゲーテ:壁に突き当たったとき開く本』光文社新書,No.150, 2004
ゲーテってのは偉大であるな。
「宮廷生活は,音楽に似ている。めいめいが,拍子と休止を守らなければならない。
宮廷の人びとは,退屈のあまり死んでしまうにちがいない。もし,彼らが儀式によって時間をつぶすことができなければ。(p132)」
齋藤孝は,ゲーテについてアレコレ語る「近所のしゃべりたがりのおっさん」の役回りにすぎない。もちろん,わかってやっている。ありがとう齋藤さん。
だから本当に読むべきはこっちだ。