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『こんな夜更けにバナナかよ』

を読む。
渡辺一史『こんな夜更けにバナナかよ—筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち 』北海道新聞社,2003

生々しくて壮絶なルポルタージュ。障害者本人も,周囲のボランティアにとっても,普通であることは困難だ。ユニバーサルだとかノーマライズだとかバリアフリーだとか,やはりカンタンには言えないなぁと思ってしまうが,かといってことさらに困難さを強調することもまた,慇懃な差別の再生産ということになってしまうんだろう。

コメント (1)

もとえ:

この本,大宅壮一賞をとりました。
http://www.yomiuri.co.jp/culture/news/20040414ic21.htm

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2004年04月12日 09:52に投稿されたエントリーのページです。

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