普通、学校では、足し算や掛け算は教えても、検算には力を入れません。検算にすごく時間がかかったので、勉強が終わりませんでしたといったらすごく怒りますよね。最初から間違いなくやればいいじゃないかと……。ソフトウェアについていえば、残念ながら日本とはそういう国なのです。
結局は想像力の問題なのだ。間違っているかもしれないという健全な想像力を押し殺すようなことがあってはならない。
ていうか,こんなんじゃダメだよなぁと,かなーりリアルに想像できていながら,そのままにしちゃうってこともままある。こうなると「テスト技術」どころじゃない,それ以前の問題だ。こういうマネジメント系のものを読むとまったく妥当で適当な指摘だと思うけれども,「それどころじゃない」現場も少なくないわけだよ。