「視覚障害者も街を自由に歩ける」:東大坂村教授が新プロジェクト - CNET Japan
場所情報を提供するICタグが、道路の点字ブロックやビル、店舗、住所表示版、工事現場の三角コーンなどあらゆるものに埋めこまれており、UC(引用者注:ユビキタスコミュニケータ)を持った視覚障害者が街を歩きつつさまざまな情報を手に入れる
コストを誰がどのように負担するかはともかくうまく使えれば面白そう。
RFIDそのものが発する情報は単純でも,
点字ブロックからはみだした場合にも「点字ブロックは右側です」といった情報が得られたり、交差点にさしかかると「左に進むと工事現場、右に進むと商店街」といったように、歩行者の歩いてきた方向にあわせた情報が提供される
とあるように,ユーザのコンテクスト情報を加味した情報をつくりだして表現するとすれば,かなりのことはやれそう。
同時に,ユビキタス云々には,ウゼーというかイラネというか,独特の「鬱陶しさ」があるわけで,ユーザのコンテクストに応じたフィルタリングは非常に重要だろう。「ストリート・スパム」でいっぱいの街を歩くのは考えただけでも辛すぎ。
神戸で実証実験をやるようだ。
東大坂村氏、神戸でユビキタス都市実現をめざす - CNET Japan