普段は白い花を咲かせるのだが,地雷が埋められていると赤い花を咲かせる植物が遺伝子操作によって開発されたという話。シロイヌナズナには,もともと厳しい条件下では花が赤くなる性質があったのを,地雷からでる二酸化窒素だけに反応するように改造した。飛行機で地雷原に散布すると6週間ほどで開花する。花は咲くが種ができないようにもしてあるので,生態系への影響はごく小さいという。
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Wired News: Flower Power Takes on Land Mines
次は火薬を食べちゃう微生物を開発するなんてことがあるかもしれず,すばらしい技術だと思いつつも,不安を禁じ得ないものがある。