Virex 7.5 に不具合?
アップル - サポート - .Macで,Virex7.5のアンインストーラーが配布されてます。ダウンロードできるのはv.7.2.1に戻ってる。
追記:ニュースサイトにも出てた。ITmedia PCUPdate:Apple、.Macユーザー向けVirex 7.5提供を一時中止
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アップル - サポート - .Macで,Virex7.5のアンインストーラーが配布されてます。ダウンロードできるのはv.7.2.1に戻ってる。
追記:ニュースサイトにも出てた。ITmedia PCUPdate:Apple、.Macユーザー向けVirex 7.5提供を一時中止
Google のニュースが他のニュース サービスとは大きく異なる点は、検索結果が人の手を介さずコンピュータ アルゴリズムによってのみ採用されている点です。各情報提供元の視点や編集方針には差異が見られますが、Google では、重要な出来事についてユーザーの皆様に十分な情報をお届けすることが大切であると考えています。(Googleニュース ヘルプページ)
スパイダー技術の結晶。
@IT:Googleニュース日本語版、直リンク問題を抱えてスタート
NIKKEI NET:企業 ニュース:グーグル、日本語ニュース検索を開始
を読む。
美崎薫『ユビキタスコンピューティング—未来型コンピュータ環境 夢が現実になった!ユビキタス時代のコンピュータ 』ソフトマジック,2003
この間読んだ『ユビキタスがわかる本』の一年ほど前に刊行されている。『わかる本』は解説モードなのに対し,こちらはよりスピーディーである。「月刊美崎薫の第二弾」と名乗るだけのことはある。
2003年6月の発刊だが,すでに「ユビキタスは流行語になり,死語に向かっている(p76)」と宣告されている。だが,「ユビキ」も案外死に損なっているってのが現状(2004年9月)かもしれない。なぜ死にきれないかというと,新たな見舞客がボチボチと訪れ続けているからだろう。建築学会みたいにね。
日本のものがほとんどであるが,たくさんのユビキ系プロジェクトの事例が紹介されている。ああ,こういうのもあったなぁとなんだか懐かしく読めてしまった。当然失われていくプロジェクトも多いはずで,こうした記録は歴史的価値があろうというものだ。
せっかく生まれた概念を,簡単に死なせてしまうのはもったいないから,ちゃんとお墓をつくっておく。存命中なら時々はお見舞いに行ってみる。テクノロジーは死屍累々の上に花咲く。開発者は皆,死して屍拾うもの無しと心得ている。
日本ビクター株式会社でティザー広告がはじまっている。4GB,MPEG-2……。
安藤日記経由。
追記:出ました。
ハードディスクムービー Everio GZ-MC100/GZ-MC200 商品情報
※ 本機及び本機同梱のソフトウエアはMacintoshには対応しておりません。
純情なお年寄り相手の幼稚な詐欺というイメージが覆されました。かなり準備万端で組織的。オレもだまされないでいる自信はないなぁ。
最近はこの「ツルピカ真っ白」がトレードマークになっている原研哉。
『デザインのデザイン』の別冊図版としても重宝。
を見る。DVD。
オシャレ系フレンチコメディとして紹介されることが多いジャック・タチ。モダニズム建築にいかれた連中のスノビズムを嗤う内容なのだが,あらためて見るとかなり特殊な映画だと思われた。
全編を通じて顔のアップが,たぶん一カットもない。全員の全身が画面におさまりきる,俳優の立ち位置指示スケッチのような,あるいは桟敷席に固定のビデオカメラを1台だけ据えて取り続けた演劇記録映像のような,なーんだか不思議な構図が延々と続く。
キートンのコメディも顔より全身だが,キートンは「走る」。対して言えば,タチは「よろける」ということができようか。タチ自身がよろけるというよりは,子どものいたずらでよろける大人たちを嗤うのだ。
タチは自転車が好きなのだろう。殺風景なモダーンインテリア住宅の子ども部屋のシーンで,それが子供部屋と知らせる唯一のアイテムが赤い子供用自転車なのであった。特典映像の短編「郵便配達の学校」でもまた自転車が重要なアイテムである。オープニングシーンでは,郵便局員がローラー台でペダルを踏んでたり,大急ぎで走る郵便局員がロードレースのプロトンを抜き去ったりする。かといって,キートンのようにはタチは走らない。坂を勝手にドンドン下っていく無人の自転車を,近道の崖地をよろけまろびつおいかける。
ところで,庭にたつ噴水が魚の形をしているのだが,これがフランク・O.ゲーリーを想起させるとともに,『金色のガッシュベル』の「ぶり」の姿によく似ているなあと思いながら見ていた。酔って帰って奥様自慢のモダーンなフォルムのソファを横倒しにして眠っているタチの姿がアイリーン・グレイみたいだな,あの有名な写真では腕を垂らしていたっけ?とか,そういうどうでもいいようなことが次々と想起されてくるような散漫力に満ちた映画なのであった。
血沸き肉踊る映画では断じてないし,気の利いたエスプリ満点のお洒落な映画とも思われない。どっちかといえば,ダラダラした寝ぼけた映画だとさえ思う。でも,それがなんとも好ましい。つまらないパーティーでは,同じように退屈している子どもたちと遊ぶと楽しいんだよな,とか,そういうことを思いつつ見た。私もユロ伯父さんのようになりたいなと思う。
ITmediaモバイル:「FOMAらくらくホン」、2万円台半ばで登場
FOMAになっただけ。潔くない。
もっと真剣にやればシェアをがばっと取れるのではないか。
家電製品の解体を容易にする「易解体(いかいたい)ネジ」の開発について |ニュースリリース:シャープ
シャープが開発。形状記憶合金のワッシャを使う。加熱するとワッシャが広がって,雄ねじごとスポッと抜けるという仕掛け。特殊なのはワッシャだけ,というのも安そうでイイ。
ベルトコンベア上に廃品を乗せて加熱装置を通すだけで,部品単位に分解できるという。部品が無傷で取り出せれば,かなりのものがリユースできそうだ。素晴らしい。
以前,清家剛さんが「解体のための道具が必要」と話していたが,解体の道具は,手持ちの道具ばかりではなくて,解体される側のほうに組み込まれることになっていくのかもしれない。
ネジは重くて高価なのだろう。爪のはめ合わせで筐体を構成する商品が多いが,分解すると壊れてしまうことが結構ある。
#素人が分解すんなよって話もあるが,中が見たいんだから仕方がない。
分解しやすくするためのコスト(重さもコストね)を,それなりにユーザも負担しなくちゃならない時代である。ちゃんと説明がされていて納得できれば払いますよん。
ただ,名前がなあ……イカイタイネジ……イ だもんなあ。それに「易」って一文字で見たら,易断だと思う人も少なくないんではないかなぁ。「簡単解体ネジ」じゃダメすか?通称「ガバワッシャ」とか。
追記:どうなのかと思って,「易解体」でググってみると,イカイタイはすでに設計工学の分野ではテクニカルタームとして定着しつつあるようだ。認識不足でした。でもさ,だとしてもさ,あんまりいい言葉じゃないような気はするぜ。
Ubicomp Shopping ( ubicomp and shopping )
RFIDなどユビキタス技術ネタを探索するニュースを集める
研究会・地域メディア研究会の主催で,「位置情報を活かしたコミュニティツール」と題した研究会があったそうだ。知らなかったなあ,行ってみたかったなぁと思って詳細を見たら,なんとフォトカキコでお世話になった三菱総研の小川さんがパネルであった。
日本各地の自治体で「死亡GIS」が広がる中,果たして未来は見えたのだろうか。
「死亡GIS」については,株式会社 創建_会社案内_黎明通信_14号「本当に使える自治体GIS」など。
の翻訳が10月に出るらしい。
『エモーショナル・デザイン』刊行!
◆ドン・ノーマンの新著、発売
ドナルド・ノーマン著
岡本 明、安村通晃、伊賀総一郎、上野晶子訳
四六判上製372頁+口絵8頁 価格 未定
ポール・リクールの『時間と物語』を読んでみたいと思ったがアマゾンで品切れなのであちこち探しているうちに,この予告を発見。リクールの方は全三巻の大著と知り,すっかり萎えた。
東大の英語サークルが作っている競技ディベートについての総合情報サイト。
Falcons Library (ディベート/Debate)
私の授業でも簡易版をやるが、やりたがる人と嫌がる人に分かれる。当然後者が多いようで、残念なことだ。
いろいろなスタイルがありうることを改めて知ったので、授業でも、もうちょっと本格的な形式にしようかな。
を読む。
ウヴェ・フリック『質的研究入門—「人間の科学」のための方法論 』小田博志,山本則子,春日常,宮地尚子訳,春秋社,2002
質的研究とは次のような傾向の学問的立場だといえる——質的研究とは具体的な事例を重視して,それを時間的,地域的な特殊性の中で捉えようとし,また人々自身の表現や行為を立脚点として,それを人々が生きている地域的な文脈と結びつけて理解しようとする分野である。(p.19)
都市だとかデザインの研究ってのはまさにそういうものじゃん,と読み進むのだが,これはちっとも「入門書」じゃないのであった。Qualitative Research についての網羅的なガイドブックという趣向で,理路が整然としていることはわかるのだが,ちっともすんなり呑み込めず,しかもその責任が著者でも訳者でもなく自分にあることを感じながら紙面に視線を滑らせつづけるってのはなかなかにしんどい。きっと自分で痛い経験を積んでから,この本に帰ってくると,その価値がよくわかるのであろう。ま,教科書というのはそういうものだ。
そして,教科書をいくら読んでも,それで論文が書けるというものではないのだった(涙)
訳者による巻末の用語集はコンパクトで役に立つ。学生に説明するのによさそうだ。「厚い記述 thick discription」の項に,「いくらページ数が多くて量的に「分厚い」エスノグラフィーであっても,ギアーツ的な意味では「薄い記述」でしかない場合もあり得る」とあって笑った。あるある。
オーストラリアの建築家,ポール・ミニフィ氏の講演会が東北大学で開催されます。
ポール・ミニフィ(Paul Minifie)
オーストラリアのメルボルンで活動する建築家。 Minifie Nixon建築設計事務所主宰。 ロイヤルメルボルン工科大学(RMIT)建築学科講師、 同大学空間情報建築研究所所員。
日時:9月17日(金) 18:00 ~19:30 (17:30~ 開場)
場所:東北大学 青葉山キャンパス内 青葉記念会館 大会議室501
参加方法:当日先着順(50名)
参加費:無料
問い合わせ:東北大学都市デザイン学講座(堀口・稲田) tel 022(217)7888
ミニフィ氏は,メルボルン国際建築ワークショップのホストとなる建築家でもありますが,それとは別にしても,彼の形態操作のアプローチはなかなか面白いので,お見逃しなく。できあがる形もすごくミョーでイイのだ。
新型ミニのシート柄。
本気かよ(笑)
スピーカーのボーズが自動車用のサスペンション・システムを開発。バネも油圧もなし。リニア電磁モーターを伸び縮みさせてクルマの姿勢をアクティブに制御。
前輪のサスペンションを瞬間的に伸ばし、蛙のようにジャンプして障害物を飛び越えるというデモも行なわれ、記者席から驚きの声が上がった。
すげー。
MINILOG HOT NEWS +α 経由。
やじうまAV Watchに詳しくいろいろ。固定リンクじゃないからいずれ切れるが。
が届きました。
投票してくれたのは26名。ありがとうございました。
総合評価 4.4点(5点満点)
自由記述
を読む。
五十嵐太郎『過防備都市 』中公新書ラクレ,No.140,2004
「セキュリティ」を要求して,ドラスティックに変貌していく都市の様相を豊富な事例で紹介する。横たわることを許さないベンチ,無数の監視カメラ,準警察としての自警団,要塞化する学校などなど。
そのありようは「過剰」なのか。
過剰であると,五十嵐はナイーブに宣言する。
だが,即効性のある具体的な対策は提示されない。むしろ対症療法ではダメで,不平等の拡散をさせないような社会構造そのものの変革をともなう根本的な解決策が必要だという。もっともだが,なんともナイーブな話である。
当然,アマゾンの書評でhiromoriminami氏が述べているように,「もはや、そういうナイーブなセキュリティ意識では立ち行かなくなっているのが、「かつて安全だった」日本である 」という批判があろう。今ここで不安に震えている俺たちに,そんな悠長な話は意味がないというわけだ。
だが,セキュリティ意識のエスカレーションが進めば進むほどに,人々の不安は消えるどころかますます増大し,世界は「私はあなたを信じない」というメッセージに満ち,どんどん荒んだ場所になっていく。そこには悪循環しかおこらない。
たとえナイーブであっても,こういうのは嫌だなあ,という感覚を共有することから始めるよりほかない。
だから私は五十嵐のナイーブさを支持したいと思う。
信じていないと,信じてもらえない。
信じることができるようになるためには,信じてもらえたという体験が必要である。
それを最初に子どもに与えるのは,大人の務めだろう。(その大人がもうダメだってわけなんだけど)
NiftyServeのFJAMEで盛り上がったのも記憶に新しい,我が青春のワープロ(笑)。Macのソフトでは,ModelShop, Actaとともに強い思い入れがあるのだが,Mac OS Xに対応した再生v.1はスカスカであった。v.2 どうでしょう?
追記:ようやく実装された脚注機能。入力確定で強制終了連発。……じゃ,またな。
2004年度 総合研究の最終版テキスト
を読む。
三原昌平編『プロダクトデザインの思想〈Vol.2〉 』ラトルズ, 2004
『プロダクトデザインの思想』の第二弾。
表紙は売れっ子深澤直人の作品だが,セレクションは全体としてはかなり渋いと思う。
名前だけ見てもピンと来なくても,写真をみると「ああこれか」ときっと誰もが思うものが並ぶ。森正洋の「G型醤油差し」や,三原昌平のメラミン製の「ホテル用品」,マリオ・ベリーニの「電気ポット」などがそういうものだろう。
こうした時代を越えた古典のようなものと同時に,食器「Adam & Eve」のロゴや,照明器具「サツールノ」のクロムの質感などは,バリバリ70年代ワンスアンドオンリー。その時代精神と密着していたがゆえに,いまや歴史的風格を帯びているというものだ。アール・ヌーボーやアール・デコと同じように,サイケデリックやポップが美的様式として論じられるようになってひさしい。
文章の調子が執筆者によってかなりバラバラで,なかには読みにくいのもあるけれども,それもまた前作同様に,プロダクトデザインをめぐる思考の現実的な状況をよく映しているのだと思えばうなずけるものだ。
編者でもある三原昌平が「天下分け目の闘い」と題して,戦後の「工業デザイン」が,生産と消費への適合性を重視し作品性を拒否する大手企業インハウスデザイナーを中心とした「インダストリアルデザイン」派と,理想を謳う「プロダクトデザイン」派との対立の歴史をまとめている。この闘いは「インダストリアルデザイン」派の量的勝利で決着したかに思われたが,「ミッドセンチュリーデザイン・ブーム」を契機として「デザインを正面から邪心なく取り組んだ清々しさ」への評価が一般消費者の間にも高まり,これは「プロダクトデザイナー派」の「無言の勝利を勝ち誇っているような現象」だと指摘する。(pp.50-53)
私などは,こうした現象を,マスメディアがデザインの遺産を根こそぎ消費してしまう過程のようにも思っていたから,なるほど当事者はそう考えているのか,と新鮮に感じた。
もうひとつ,Vol.2のセレクションで印象に残ったのは,ヴィクター・パパネックの著書『生き残るためのデザイン』が取り上げられていることである。若造の私は1974年の邦訳発売当時の本書へのネガティブなインパクト(批判,とりわけ無視)については知らないが,パパネックの問題意識が,サスティナビリティやアクセシビリティ,ユーザビリティなどの現代的なデザインの課題を30年も前に先取していたことは間違いない。わたしは数年前に読んで,なんだか当たり前のことばかり書いてあると思った記憶がある。まぬけだ。あらためて読んでみよう。
バッテリは使いはじめてちょうど一年半。かなりヘタレてきたんで交換した。
新しいバッテリには,このPBG4-12で唯一のゴム脚が付いている。ゴム脚がないと底面を直接テーブルでこするので,いまや本体底面は傷だらけであるが気にしない。
追記:
古いバッテリはアップルで回収している。送料自己負担。
「ポータブル用リチャージャブルバッテリ」および「トナーカートリッジ」回収の対応について
を読む。
上大岡トメ『キッパリ!—たった5分間で自分を変える方法 』幻冬舎,2004
『すごいやり方』もそうだが,こういう生活向上心得みたいな本はけっこう好きで手に取る。この本も表紙の「テンコブポーズ」がとてもいい。
私は,腕をグルグルまわすってのをよくやる。端から見るとかなり危ないらしい。
F-Origin Ltd - Technologies - IRIS
小さい画面の向こうにあるものをパンしながら覗く。
筐体の傾きを感知して表示を変化させるインタフェイス。
おれはこういう時,手元よりも顔の方をたくさん動かしてしまうと思う。
だから,そんなに期待通りってわけにはいかねえんじゃないだろうか。
歯を磨くとき,歯ブラシと手の動きは空間内でほぼ固定されていて,顔や口や歯のほうを動かして,歯ブラシにうまくあたるようにしている,という指摘を最近読んだ。佐々木正人だっけな。これは本当にその通りなので,今度歯を磨くときに意識してやってみよう。靴もグラスも,磨くってのはみなそうだぞ。
遠近両用めがねをかけている人の独特の上目遣いの視線のことを考える。眼鏡ってのは,頭のほうにくっついてるから,このIRISとは全然違う。感覚器のほうに,センサがあるってのも一つの考え方だろう。
百式 経由。
をいじってみる。サーバサイドのRSSリーダーで,評判がいいみたいなので試してみた。最近,あちこちの複数のマシンを使うことが増えてきたので,「はてなアンテナ」やこのBloglinesのように,オンラインにブックマークをおけるのはとても助かる。
RSSリーダーをちゃんと使ってみるのもはじめてなのだが,たしかにどばーっと流し読みをするには使えそうだ。2chをWebブラウザで見るのと専用リーダーで見るのとの違いくらいは違う(よくわからない)。
いくつかブックマークから登録をしてみたのだが,MTなんかを使っている人は当然自動的にフィードできるに決まっているのだが,自前っぽいページを作っている人でも,やる人はちゃんとフィードしている。さすがだ。
逆にRSSフィードをやっていないサイトってのも結構ある。老舗サイトにも多い。RSSが普及すると,フィードしていないサイトへの継続的なアクセスはガクッと減るだろうな。少なくともニュース系のところはやらないとダメだと思うけど,画面の広告に依存してたりするとダメなのかもしれん。かといってRSSに広告をたくさん突っ込むと嫌われるだろうし,どこで儲けるか考えどころだ。
CSSバリバリの凝った画面のデザインもRSSリーダーの前ではまったく無力だってこともあらためて感じる(CSSとRSSって字面が妙に「対」っぽいぞ)。携帯電話でウェブが見られるようになったころから,画面に凝るのは意味ないやーと思った私はこのページもほぼデフォルトのままだが,その感じはますます強まった。
一方で,どの記事がどのサイトなのかもパッと見全然わからなくなってしまう。画面の色や画像で認識していたことを実感。せめて配色やフォントのスタイルを指定できたらいいのにな。(C+R)SS みたいの。いずれできるだろうな。
そういう意味では,faviconが効いてる!というのを実感したので即席でつくってみた(仕事しろってか)が,Bloglinesに反映されない。なぜなの?
faviconは適当なJPEGかGIFがあれば Chami.com FavIcon from Pics でつくれる。今やなんでもwebアプリ。
RSSリーダーで見ると,段落分けが無視されちゃうのが気になったので,RSSリーダーで段落整形させて表示させる方法 : NDO::Weblog を参照してフィードするRSSを改造。……が,うまくいかず,ベタなまま表示されちゃう。むー。NetNewsWireだとちゃんと画像も段落も表示できるのになぁ。
で,Bloglinesだが,反応がもっさりしていてあんまり気持ちよくない。悪いのは回線なのか?
はできるはずなんだが,研究室のEPSON LP-1400ではずっとできなかった。
今日ふと配線しなおしてみると,いつの間にか出来るようになっていた。「EPSONプリンタウィンドウ!3」が終了時にクラッシュする場合があるが,印刷自体は完了できるではないか。これでPBG4からUSBケーブルを排除することができるようになる!
セレンディプティは追いつめられて為す逃避行動のうちにあるらしい。
Patrick Jouinの新作家具。
詳しいテキストがないので正確なところはわからないが,たぶん非常にシンプルなアルゴリズムで複雑な形状を生成させるシステムを動かしているのだろう。
リンク先のタイトルにもある"Stereolithography"は,ラピッドプロトタイプに使われる三次元プリンタのこと。光を受けると堅くなる樹脂を使って,CADデータから直接立体を形成することができる。これ自体は前からある技術だが,小さくて複雑な形状の機械部品なんかにはよく利用されていたけれど,家具のような安くて大きなものにはあまり使われていなかったように思う。椅子ぐらいなら一発で作れます,というデモでもあるのだろう。
Solid stereo-lithography furnitureで,実物の写真も見られる。CGほど綺麗に見えないが(笑)
こうした造形は,北京オリンピックのスタジアム(腰砕けになりつつあるらしいが)やプールなんかにも通じるものだ。が,建築の部品は大きすぎるし,燃える樹脂ではダメなものが多いので,建築で,StereoLithographyをこの家具のように直接利用するのはまだまだ先の話なんだろう。もちろん造形のためのインスピレーション源としては有効だが。
ところで,薄めたシャボン玉液にドライアイスを入れると,吹き出る炭酸ガスと水蒸気が石鹸の泡に封じ込められながら自ら凍り付き,三次元のトンボの羽みたいな,えも言われぬ造形物になるぞ。
私もこの夏(PS2ですが)さんざんやりました。
高齢者向けのテレビゲームってのはこれから大きなマーケットになること間違いなしだから,インタフェイス部分もふくめていろいろなものが出てくるだろう。楽しみだ。
こんな記事も。
医療現場で注目されるビデオゲームの効果
安心してください。この手術なら,なんどもゲームで練習しましたから…
大河原克行の「パソコン業界、東奔西走」日本IBMが取り組む新オフィス環境を箱崎に見る
日本IBMが,「オンデマンド・ワークスタイル」と称して箱崎オフィスの全営業部門で,オフィスをフリーアドレス化する。
空間構成的には,「マネジメント・コックピット」がちょっと面白い。
フロアの中央部分には、「マネジメント・コクピット」と呼ばれる管理職が利用するエグゼグティブゾーンが3カ所用意されている。マネジメント・コクピットは、6角形に机を配置していることから、管理職が部門内全体を見渡せ、部下や他部門とのコミュニケーションを促進しやすいようになっているのが特徴。管理職は6角形の机の内側に座り、部下がその周りに座るという仕組みとなっている。
を読む。
株式会社竹尾編,原研哉+日本デザインセンター原デザイン研究所 企画構成『HAPTIC —五感の覚醒 』朝日新聞社,2004
最近精力的に出版している原研哉の仕事。
Hapticとは,英語の形容詞で,「触覚の,触覚を喜ばせる」という意味。喜ばせる,が入っているところがミソ。触ってうれしいのが,haptic。
このHapticをテーマにした作品を,さまざまなデザイナーが提案している。
普段はダラリと昼寝していて握ると固くなる,パナソニックデザインの「ジェル・リモコン」がエロくていい。携帯電話もこれで作ってくれないかしら。
深澤直人の「ジュースの皮」もおもしろい。バナナとか,本当によくできている。
全体的に静かでミニマルな印象のものが多いのは,原研哉のテイストか。
ドコモの「いまどこサービス」、56,396人分のPHS番号が流出
パソコンが物理的に窃盗にあったようだ,
プレスリリース:PHS「いまどこサービス」の一部お客様情報を含むパソコンの盗難について
なお,この情報の多くは、それぞれが何の情報であるかを表示しておらず、英数字の羅列情報になっており、また、パソコンにはパスワードが掛けてあることから、解読は容易にはできない状態となっております。
そうであってほしいというだけのことだろ。安心しろってか。
「いまどこサービス」は「見知らぬカゾク」で使用している。私にはドコモからの電話がまだないから,被害者ではないのだろう。わたしのカゾクは無事だろうか?
GPS写真地図ってことではポエマーの仲間。
3Dの表示が眼を引くのだけれど,一番の味噌はAUのJavaアプリで,今居る場所に記録された情報を呼び出せることじゃなかろうか。
CET04には明日行く。試してみるのが楽しみだ。
追記:auのWINだとJava使えないじゃん……orz
でも,PCのViewerは,ま重いけど,すごくおもしろかった。外に向かって行くと地図が迫り出てくるのは迫力あります。
場所
写真はW21S
場所
写真は三洋
【GPS情報】
http://walk.eznavi.jp/map/?datum=0&unit=0&lat=+38.21.14.51&lon=+140.49.56.21&fm=1
このチップでそれができるのかどうか知らないけど,「吐息でバイオメトリクス」って,ちょっといいかも。非接触式だし。
ミントやニンニクなどのノイズをカットするフィルタが必要だな。
場所
牛タンと笹かま。意外にうまい。
壁の天端にビッシリと。バネでテンションを維持してます。
場所
シンポジウム開催中
午前中二時間の予定の打ち合わせが長引きまくり,終わったのは夜7時。へとへと。
で作品を募集しています。
審査員は伊東豊雄,乾久美子,曽我部昌史ほか。
作品提出締切:10月24日(日)9時(持参の場合)
締め切り日が審査当日で,そのまま公開2次審査がある。
審査で口頭のプレゼンテーションのチャンスがあるのは珍しいですね。
仙台から熊本まで行くのは大変かもしれませんが,
今年は4年に1度のアートポリス記念イベントの年だし、
乾さんの新八代駅前フォリーや、
西沢大良の林業組合の施設など、
最新作も八代周辺で目白押しです。
伊東さんの作品(八代博物館、消防署、老人ホーム、ギャラリー)や
武田さん、葉さんの作品、みかんぐみの作品(保育園、集会所)などもあり,
建築見学的にも楽しいのは間違いありません。
詳細は下記サイトにて。
八代市ホームページ
jm@foo: コメントスパム対策をそのまま使わせていただく。
これまでの学習の成果がありBayesian filter for MTの判断がかなり正確になってきたのでこれを信用し,このフィルタによってスパムと判定されたものはハナから保存されないようにするという趣向だ。よけいなリビルドもしなくてよくなるし,これはイイ。
えー,まじめにコメントしてくださったのにスパム扱いしてしまうことがあるかもしれません。そのときはごめんなさい。自動的にやってますので,悪気はありませんし,えこひいきもありません。あなたのコメントにスパムを感じさせる「何か」があったということでしょう。きわどい話はどうか符牒で。
S_040926_2352~01.amc
( --> MPEG1 )
テスト
一番小さいサイズ
From: 箕輪 美佐子 < wishes_misako@yahoo.co.jp >
Date: Tue, 28 Sep 2004 10:33:02 +0900
To: xxx@xxx.xxx
Subject: こちらでよろしいのかしら?
Reply-to: 箕輪 美佐子 < wishes_misako@yahoo.co.jp >
X-Mailer: Microsoft Outlook Express 6.00.2800.1106
美佐子です。 この前はごちそうさまでした。 言われたとおりのアドレスに送信してみました。 きちんと届いてますか?
こういうメールをもらったのははじめてだ。正直ちょっとドキドキした(笑)。
平田智美さんも有名だ。同姓同名の人には気の毒な話だが。
平田さんと恭子さんからのメール - Webビジネスコンサルタントのネタ帳
行政書士 瀬川事務所>法律コラム>出会い系サイトの巧妙なダイレクトメール
こうした行為が腹立たしいのは,わずかな利益のために公共性を毀損して顧みないところだ。ゴミの不法投棄なんかと同じ不快感がある。
こどもたちに「知らない人からのメールに返事しちゃダメよ」と教えなければならないとは,なんとかなしい世の中だろう。
ITmediaアンカーデスク:結局、“デジタルホーム”ってなんだ? (1/3)
シロモノ家電がAV製品のように横につながると、なんらかのメリットがあるのか。AV製品の場合は、コンテンツが媒介の役目を果たしている。コンテンツという情報を右から左に手渡していくために、連携が必要なのである。だがシロモノ家電は、各々があまりにも専門分野に特化しているため、仲介するコンテンツがない。例えば洗濯が終わったことを電子レンジに知らせても、多分、電子レンジさんは困ってしまうのである。
そこで考え得るもう一つの方向性は、いろんな家電がなんらかのセンター装置につながり、それぞれの動作状況を分析することで、総合的な何かの情報を得るということだろう。
AV機器の論理をここに持ち込むならば、シロモノ家電に対する媒介物は、人間の行動というわけだ。
人間の行動は(身体もふくめた)モノによって支えられている。モノは,音や映像のようにデジタル信号に変換してワイヤーの中を通すことができないから,モノのまま動かすしかない。
モノを動かす腕を機械化するか,モノは動かさぬことにしてとりまく環境を機械化するか,どちらかの方法がある。たとえば,前者は「片付ける腕」の機械化,後者は「収納」の機械化である。
どちらが先におこるだろうか。それとも共に進むのか。
ロボットは,家事における「片付ける腕」の機械化をすすめるだろう。洗った靴下の左右をセットにて干したり,たたんだり,アイロンかけてタンスにしまったりする。動作が複雑多岐にわたるので,「腕」を機械化することで「片付け」という動作を一気に機械化する。洗濯機や乾燥機,アイロン,ミシンなどの諸家電がロボットの腕によって統合される。もちろん次はヒューマノイドである。人間と同じ大きさと形のヒューマノイドなら,環境はそのままで,モノをそのままハンドリングできる。
一方で,収納の機械化という道は建築全体の機械化である。食器洗浄機がそのまま日常食器の収納になっている例は少なくないだろう。これを衣服にあてはめると,クローゼット全体が洗濯機になっている状態。あるいはすごく大きな洗濯乾燥機(たたみ機能つき)をクローゼットとして使うというような。脱いで放り込んでおけば,次にあけるともう着られるようになっておさまっている。この時,住宅全体が家事機械として統合される。もちろん次は都市全体が生活機械として統合されることになろう。
はてなダイアリー - 高木浩光@茨城県つくば市 の日記
「誰も止めようとしない家畜用ICタグの小学生への適用」
問題とされているのはこのケース。
校門を通過する児童をRFIDでリアルタイムに把握〜立教小学校で試験運用
ぼくは立教学院の生徒です,と電波を出しながら歩く子ども。
悲惨な事件を防げるほどの能力を持つICタグがランドセルに付いていれば、悲惨な事件を起こす犯罪者にもタグが便利なものとなりかねないので、対策なしの導入をしないよう注意が必要だという、基本的な理解が必要である。
結城の固有IDのシンプル・シナリオも参照のこと。
を読む。
米盛裕二『パースの記号学』勁草書房,1981
C.S.パースの記号学を解説する。パースは晩年不遇で,遺稿を編んだ『論文集』があるばかりで,彼自身によるまとまった著作はない。米盛はプラグマティズム研究者の立場からと断ってはいるが,パースの記号学の体系を非常に明快に整理している。とはいえ,もともとのパースの議論が非常にくどい(笑)ので,米盛の整理を経てもなおくどくどしてはいるが,論理学というのはそういうものだ。まとめてパースの記号学の体系を解説した日本語で読める研究書は他にはないようなのに,本書は入手が難しくなっている。
パースの記号論は,数学的な手順にしたがって66種類!のクラスに記号を分類するような,ガチガチにフォーマルな論理学的構築物であるけれども,にもかからわず,それは決して静的で不動のものではなく,「しばしば現象を弁証法的生々発展の過程においてとらえる(p.64)」むしろダイナミックなものである。
パースは"3"の人である。シニフィアン/シニフィエの二者の構図で記号を考えるソシュールに対して,パースの記号は,記号,対象,解釈内容の三項関係である。またパースは現象の基本的なカテゴリーをfirstness, sedondness, thirdnessの三者に分類する。常に"3"を軸に議論が展開するところが,パースの議論に弁証法的なダイナミズムを生んでいる。
ホフマイヤーの『生命記号論』も,パースを下敷きにして,ダイナミックな記号過程としての生命を構想するものであった。メディア研究の水島久光『閉じつつ開かれる世界』を読みはじめたところだが,ここでもパースの記号過程が下敷きにされている。
"3"を導入すること。動かせ。
追記:水島久光の『閉じつつ開かれる世界』の序章は,ほとんど「環境情報デザイン宣言」として読んでよいもののように思われる。
建築学会が,建築設計者を対象とした第10回建築CAD利用実態調査をオンラインで行っています。1985年から2年ごとに実施して今年は10回め。
いまや建築CADもあたりまえすぎてそれだけでは話題にもならない時代になりましたが,鉛筆と定規を置き換えただけの状態から,さらに先の展開はというと,案外足踏みしているところなのではないでしょうか。
なにしろこうした調査は継続が大切。
多くの回答をお寄せください。
を読む。
ジョルジュ・アガンベン『開かれ—人間と動物 』岡田温司,多賀健太郎
政治哲学のアガンベン。初めて読む。
これなら薄いし,ベンヤミン,ユクスキュル,バタイユと知らないではない名前が出てくるので,おつきあいできるかも,と思って恐る恐る近づいたのだが,いや正直,全然歯が立たなかった。
そもそも,なぜ人間と動物の境界を問題にするのかがピンとこないし。
アガンベンの文脈をわかってないからだろうけど。
読み取ったタグ情報を,ネット上のDBで照会する。
それも位置情報付きで。映像もつけられる。定額だし。
タグの読み取りをしているのか他のケータイ機能を使っているのか動作を見てもわからない。ポケットの中でも操作できる?
何につかえると思う?
YouSendIt | Email large files quickly, securely, and easily!
メールでは送れない大きなファイルを(1GBまで)あずかってくれる。メールの送信先とファイルを指定するだけ。送信先にはダウンロード用のURLが通知される。
すげー簡単。誰に何を送るか,だけを指定するのだから,これ以上手間の少ないファイルの送信方法はほとんど原理的にありえないのではないか。
でかいファイルを送るのには,今まで結構苦労してた。これからはこれだな。
ただ送信者が誰かを入力するところはないし,通知メールにも誰からのファイルかは書かれていない。送るときには,別便でYouSendItで送ったよ,とメールしておく必要があるだろう。
くれぐれも覚えのないファイルをいきなりダウンロードして開いたりしないようにしましょうねー。
この会社,広告で儲けるつもりみたいだけど,いまのところ広告はついてこない。
>Transferring over 432,107,690,776 bytes per day
一日432GB。多いのか少ないのかわからん。