文化庁メディア芸術プラザ 美術館 −平成15年度審査委員会推薦作品一覧−
「インスタレーション部門」に載っております。
文化庁メディア芸術祭ってなんだかよく知りませんでしたが,他の作品もみな面白そう。展覧会が楽しみだ。
審査講評で,明和電機の土佐さんが,「プロジェクタ投影は、簡単に「場」を作り、コンピュータは、センサーと映像の連結を得意とする。あまりに安易なこの手の作品の多さに、既に敏感なアーティスト達は「メディア・アート」イコール「プロジェクション・アート」の図式に飽きつつある。」と言っている。たしかにその通りではあるなぁ。
あと,三上晴子さんが「特にインスタレーションという空間表現は、その場に居合わせるからこそ、身体との対話が可能となってくる。現状では審査対象となる作品の記録映像が、いかにその空間性を明確に打ち出し、他者の視点を持って客観的にプレゼンテーションされているか、という点が評価の焦点となってくる。」と指摘している。ポエマーはそこんとこが無神経であったのは反省しきりであるな。