原研哉『デザインのデザイン』岩波書店、2003
を読みはじめる。まだ読んでないんだが、あとがきに「僕はデザイナーであるが、この『ナー』の部分は優れた資質があるという意味ではなく、デザインという概念に『奉仕する人』という意味である。ちょうど庭師をガードナーと呼ぶように、デザインの庭を掃いたり手入れしたりする人」という一節があって、とても共感した。あとがきから読みはじめる正しい読者としては、これから頭から読むのが楽しみになった。
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原研哉『デザインのデザイン』岩波書店、2003
を読みはじめる。まだ読んでないんだが、あとがきに「僕はデザイナーであるが、この『ナー』の部分は優れた資質があるという意味ではなく、デザインという概念に『奉仕する人』という意味である。ちょうど庭師をガードナーと呼ぶように、デザインの庭を掃いたり手入れしたりする人」という一節があって、とても共感した。あとがきから読みはじめる正しい読者としては、これから頭から読むのが楽しみになった。
コメント (4)
はじめまして。
今(2004年10月現在)、アイデアという雑誌で特集されているのが原さんなんですが、考え方や、作品?として現れているものにとても共感します。
なにか突拍子もないすごさに圧倒されるわけではなく、こころにしっくりおちつくという感じです。
これから『デザインのデザイン』を読もうと購入したばかりだったので、おもわず書き込みしてしまいました。
投稿者: saeco | 2004年10月06日 14:52
日時: 2004年10月06日 14:52
こんにちは。コメントありがとうございます。
『デザインのデザイン』は非常に良い本で,おすすめです。
図版のきれいな『アイデア』原研哉特集とあわせて読まれるとますますよいと思いますよ。
投稿者: もとえ | 2004年10月06日 16:06
日時: 2004年10月06日 16:06
PDの思想編集の三原です。
またまた知人からこのサイトを教えてもらい拝読しました。
とても熱心に読んでいただき、また書評まで頂戴し嬉しく思います。編集する側としてとても貴重なご意見、感謝申し上げます。
選んだものが超地味、には笑ってしまいましたが、現実は取り上げさせていただいたものが全部OKを頂戴出来る訳ではなく、この本の趣旨(主旨ではないつもりです)から、警戒されてしまうので、大手企業は秘守義務が伴う関係も加え、とても難しいです。
貴研究室の益々のご発展を祈念申し上げます。ありがとうございました。
投稿者: 三原昌平 | 2004年10月17日 20:42
日時: 2004年10月17日 20:42
三原さん,こんにちは。
なるほど。なかなか掲載にも苦労があるのですね。
第三弾にも,期待しております。
なかなか展覧会を見に行けないのですが,今度こそ。
投稿者: もとえ | 2004年10月19日 01:18
日時: 2004年10月19日 01:18