« 公益施設設計事例, 2003.10.27 | メイン | フォト・カキコ »

デザインに奉仕する人

原研哉『デザインのデザイン』岩波書店、2003
を読みはじめる。まだ読んでないんだが、あとがきに「僕はデザイナーであるが、この『ナー』の部分は優れた資質があるという意味ではなく、デザインという概念に『奉仕する人』という意味である。ちょうど庭師をガードナーと呼ぶように、デザインの庭を掃いたり手入れしたりする人」という一節があって、とても共感した。あとがきから読みはじめる正しい読者としては、これから頭から読むのが楽しみになった。

コメント (4)

はじめまして。
今(2004年10月現在)、アイデアという雑誌で特集されているのが原さんなんですが、考え方や、作品?として現れているものにとても共感します。

なにか突拍子もないすごさに圧倒されるわけではなく、こころにしっくりおちつくという感じです。
これから『デザインのデザイン』を読もうと購入したばかりだったので、おもわず書き込みしてしまいました。

もとえ:

こんにちは。コメントありがとうございます。

『デザインのデザイン』は非常に良い本で,おすすめです。
図版のきれいな『アイデア』原研哉特集とあわせて読まれるとますますよいと思いますよ。

PDの思想編集の三原です。
またまた知人からこのサイトを教えてもらい拝読しました。
とても熱心に読んでいただき、また書評まで頂戴し嬉しく思います。編集する側としてとても貴重なご意見、感謝申し上げます。
選んだものが超地味、には笑ってしまいましたが、現実は取り上げさせていただいたものが全部OKを頂戴出来る訳ではなく、この本の趣旨(主旨ではないつもりです)から、警戒されてしまうので、大手企業は秘守義務が伴う関係も加え、とても難しいです。
貴研究室の益々のご発展を祈念申し上げます。ありがとうございました。

もとえ:

三原さん,こんにちは。
なるほど。なかなか掲載にも苦労があるのですね。
第三弾にも,期待しております。
なかなか展覧会を見に行けないのですが,今度こそ。

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

About

2003年10月28日 17:22に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「公益施設設計事例, 2003.10.27」です。

次の投稿は「フォト・カキコ」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。