DVDが出ていたので、名古屋で衝動買い。
どちらの映画も強烈な印象がありながらよく覚えていない。
石井聰亙がいう。タルコフスキーは「スリリングに眠い」。
『ノスタルジア』を見る。見直すと、たくさんのシーンが脳裏によみがえってきた。デジャヴュのような感じだ。初めて見るんじゃないんだから当たり前なんだけど、普通の「見るのは二度目」というのとは全然違う感触なので、われながらちょっと戸惑った。
ラストシーンに使われているのは、サンガルガノ大聖堂の廃墟。温泉はバーニョ・ヴィニョーニ。
生きているうちに訪れてみたい。
勢いに乗って、他のタルコフスキー作品もアマゾンでかき集めてしまう。特に『アンドレイ・ルブリョフ』が楽しみだ。鏡もストーカーも品切れになっている。廃盤でなければいいのだけれど。
コメント (2)
『サクリファイス』も見た。ノスタルジア同様の、おそろしく単純なストーリーだけど、じっと見てしまう。クライマックスの家が燃え落ちる長まわしのシーンは、すごい緊迫感なのだけれど、なんだか笑ってしまった。
妻役の女優も、マリアも、ただ突っ立っているだけなのにとてもきれいだ。主役のアレクサンドルは、『ノスタルジア』のドメニコと同じ役者だ。
投稿者: もとえ | 2003年09月13日 12:06
日時: 2003年09月13日 12:06
とにかく家族にとっては「家」が大事なのだ、という話は時々映画で見かけますね。なんでだろう。
投稿者: もとなが | 2003年09月23日 04:51
日時: 2003年09月23日 04:51